第六話
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時間停止ってすごい。
デブを殺した後、僕は金髪おっぱいさんではなくてアリサさんを洞窟に残し外に出て他のオークも倒してきた。見かけただけで100匹くらいいた。つかれた。それからまた洞窟に入る。
「アリサさん、具合はどうですか」
「あ、は、はい、大丈夫です」
大丈夫というわりに顔青いね。
焚き火に当たるアリサさん。それにしてもめちゃくちゃ美人だ。
きっと地球で生まれてたらモテるどころか世界で一番美人な女性として取り上げられていることだろう。
「あ、あのよろしいでしょうか」
「なんですか?」
「あなたは、ミハト殿は、何者なのですか?」
「異世界人です。転生してきました」
「は、え、ええと」
「気付いたらここに来てました。そしたらアリサさんが襲われてたので可愛いと思い助けました」
「か、かわっ!」
時間停止が使えて本当によかった。
オーク怖かったけど、殺せました。
ナーシャさんありがとう。愛してる。
「ふー……な、なるほど。理解はしました」
納得はしていないと。
「と、とにかく、私を助けていただき本当に、ありがとうございました」
「別にいいです。僕が勝手にした事ですし気にしないでください」
「いえ、足りぬとは思いますがこのご恩は身も心も私の全てをあなたに捧げることでお返しします!」
土下座するアリサさん。
えー……図々しい。
それより身も心もって言ったら据え膳ということ?いや、でもさすがにダメか。
「遠慮します」
「……そ、そうですよね……こ、こんな魅力のミの字もない粗末な身体では満足どころか、不快な思いをさせるだけですよね……」
「前言撤回です。おっぱい揉ませて下さい」
「へ!?」
「まぁ冗談はさておき」
「……じょ、冗談でなくとも良かったんだが」
「何かいいましたか?」
「い、いいいいいいえ!なんでもございません!」
聞こえてたけど。
そんな慌てなくても。顔真っ赤だよ。
僕は割と初心だから冗談でなければそんなこと言えないのである。太郎なら揉んでた。
「僕は異世界から来ました」
「は、はい」
「そのため、この世界サフィアの事は全くと言っていいほど知りません。だから僕にサフィアの事を教えて下さい」
「サフィアの事、ですか」
「ええ、一般常識のみで構いません」
生きていければそれでいい。あと睡眠。
「分かりました。この世界サフィアには四つの国があります。西のアーク王国、東の倭国桜花、エルフが治める北のノキラス、南の魔国、ルナティーヌです。それからーー」
ふーん、ほぉ、へぇ。
とりあえずだいたいの事は理解しました。
お金に関しては慣れるのに時間
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