第2章 反逆の少女たち
第22話 四魔女の一角:エレノア・ラン
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ロゼが手を広げて何かを言おうとしたとき、マリアがわざとらしく生唾を飲み込む。ユーリはと言うと、かなりげんなりとしている様だ。
「私が筆下ろしをしてあげましょう! これで、童貞ならぬ、童顔卒業!」
「やかましいわ」
何処から取り出したのか、ユーリはハリセンで頭を叩いていた。このセリフを言われたのは2回目だ。
とは言え、ユーリ自身も扱いには手慣れたものだとマリアは思えていた。
だが、相手はロゼ。まだ、安心するには早いだろう……ユーリ君?
「そもそも、安心なんて出来ん。……ロゼ相手なら」
誰につっこんだのか……、ユーリは誰にも聞こえないくらい小さな声でそうボソリと呟いていた。
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