第2章 反逆の少女たち
第19話 マリアの受難
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〜迷宮≪地獄の口≫妖体迷宮〜
≪簡略化するバード君≫
場面は変わり、シィルとバード達。
……彼女達は、バードはそこそこ活躍をしていた。
あの後、エレノア・ランと遭遇したが、とりあえず相手は幻影だった。そして、そのランは、『チャンスをあげる』と言い封印を解いてバードとシィルを泳がしたのだ。そして、妖体迷宮の中なのに、不思議な小さな女の子《アーシー》と遭遇して、お菓子を代金に、色々と占ってもらい、その後拷問をされている女の子達を見つけた。
女の子を拷問していたのは拷問戦士。バードとシィルは、女の子達を助ける為に奮起!捕らえていた女の子達を調教していた拷問戦士数体を倒し、女の子達を解放した。
だが、その行動がエレノア・ランの怒りを買ってしまい、脱出不可能の牢獄へと入れられてしまうのだった。
……とまあ 真面目に書いてると、かなりの文字数を要し、1話分程は、楽には取ってしまう為、こちらの世界でもバード君の活躍は大幅カットである。少しは書こうかと、思いもしたが……、残念ながらバード君と言う戦士は、いろんな意味のランキングで除外されている為こういう扱いになってしまうのである。
「……ああ、もう此処から出る事は出来ないのね」
「だいじょうぶ……だ? シィルちゃん」
「ど、どうかしたのですか? 疑問系になってますよ?」
「いや……なんだかとてつもなく不幸な目に合ったような気がしただけ……だよ。大丈夫」
「不幸な目……?」
シィルは何の事かわからず首を傾げていた。
実を言うと、先ほどのエリア……つまり、大幅にカットした部分のお話。遭遇したアーシー事、アーシー・ジュリエッタが気まぐれにお菓子無しでバードを占った結果。
≪極凶≫
と言う今だ嘗て見た事のない運勢が出てしまったのだ。簡単に一部だけ紹介すると……
□ 願望……急に思うように行かぬ、行くわけがない。
□ 縁談……本人同士の意思通じ方が全く足りない。四の五の言わず出直して来い。
□ 交際……親切だと思い込むといけない。騙されてるだけ。
□ 病気……回復が遅れる。更に5割以上の確立で悪化。
□ 転移……やめた方がいい。じゃないと、別の意味で転移するだろう。
□ 事業……人の口車に乗るな。だが、自分も信じるな。
□ 産児……丈夫な児が生まれる。……生んでくれる相手がいればだが。
これが、占った結果のものである。これでもほんの一部。まるで呪詛の様に長く長く続いている文字もあるのだ。
そして、アーシーの占いは100発100中の精度を誇る。
書かれているのはほんの一部であり、正直寿命そのものが運で尽きてもおかしくない体質だという事。だからこそ、生きているのが不思議……と思う
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