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ソードアート・オンライン〜Another story〜
GGO編
第175話 男の娘?同盟結成
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…(GGOで女の子プレイヤー少ないから……、やっぱり嬉しいかな。……気になる事は気になるけど)」
と、言うことだった。同性のプレイヤーが増える事は好ましい事だったのだ。
「……はぁ。判った」
そのまま、指をふりウィンドウの中のログアウトを選ぶ。
「BoBのエントリーだけど 明日、15時〆切だから、14時位にはココに来てて」
「……判った」
そう言うと、そのアバターが消失。現実世界へと戻っていったようだ。
「……はぁ、何だか凄い子、でしたね?」
残ったキリトがそう呟く。
正直、十中八九、判っているけれど、この目の前の女の子が判る訳もない。
だから、『アレ、多分男だよ?』とも言える訳もない。もし違っていたら、最悪だし、何より打ち明けれてない自分が言う筋合いでもないから。
「……まぁ、私から言えばアナタも、なんだけどね。さ、武器選び行きましょ。……それに、もし良かったらだけど、アナタもどう? 明日一緒に」
「え、えっと……」
キリトは、考える。
情報不足なのは間違いない。現実に帰って調べるよりも経験者に聞く方が良い。そして、二段構えとして 現実世界でアイツにも少なからず聞くのが一番だろう。……捕まるかどうか判らないけど。
色々と秘密にしている様だけど、ちゃんと聞く必要もある。
「あの〜、よろしくお願いします♪」
演技だけど、傍から見てたら、ひじょーにノリノリに見える。間違いなくもう1人の彼よりも……。
そして、2人はとりあえず、再びマーケットの方へと戻っていった。
そこで武器を選ぶキリト。
銃の世界だと言うのに、キリトが選んだのは剣。それもただの剣ではなく光の剣。昔の映画で出て、一気に人気が急上昇した光剣。
正式名称《フォトン・ソード》。
だけど、プレイヤー達の呼び名は違う。
そう、レーザー・ブレード、ライト・セーバー、ビーム・サーベル等と呼ばれている。間違いなく、某映画の影響があっての事だろう。
それを知り、キリトは目を輝かせた。
「好きで、ソレを選ぶのは良いと思うけど、滅茶苦茶不利だよ?」
「な、なぜ?」
「そりゃあ、だって……超至近距離じゃないと当たらないし、そこまあで接近する頃には間違いなく蜂の巣に……」
女の子はそこで言葉を切り、唇をわずかに開いたままじっと、キリトを見ていた。それを見たキリトは、ニヤリと笑いそうになる。剣の腕は……正直自信があるからだ。
「つまり、接近できればいいわけですね」
「で、でも、そりゃあなたの回避技術は凄いけど、フルオートの銃相手だと、それにさっきの子もいるし、あんな早撃ちされたら、……あ」
女の子が言い終える前に、もう決済をしてしまって
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