暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
GGO編
第175話 男の娘?同盟結成
[3/11]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
周知されているのは結構前からだ。そんなゲームをクリアしてしまったら、否応無しに注目の的になってしまってもおかしくない。現に、クリアしたこの2人は注目の的になってしまっているんだから。片方は別にそうでもなさそうだけど、もう片方は明らかにげんなりとしている。
「まぁ〜、気持ち、判りますケド。元気、出してください」
もう片方の女の子? が肩を軽く摩った。違和感がバリバリに感じる。あのゲームプレイもそうだけど、この少女?が持っている髪、銀髪のポニーテール。
そして、眼は《クリムゾン・レッド》即ち深い赤、真紅の赤。常時その瞳の色が発現されているから、デフォルトだとは思うけれど、色々と被っている。
――……確か、こんなの前にもあったなぁ。と言うか、ずっと、こんなのばっかな気がする。
とも、キリトは思わずにはいられない。
「(九割九分九輪……、99.99999………∞%、絶対、アイツ……だよな? このコ。……一応100%じゃないから、多分だけど)」
100%になってないからコンタクトが取りづらい。
それに、ちゃんと色々とレクチャーをしてもらうまでは、行動は慎んだほうが利口だとも思えた。軍資金を得ることは出来たけれど、銃の選び方、そして総督府の事、BoBに関する情報、等々……。
この女の子? がキリトの言う『アイツ』なのだとすれば、全部指南してもらえば良いだけだけど……、このもう1人の女の子に頼んだ事もあるし、何より100%じゃない。
それに、そうだったとしたら、ライバルだから やや躊躇してしまうのもあった。
「……どーも」
とりあえず、その励ましは聞こえていた様で、相槌をうっていた。
「はぁ……、ま 女の子には共通の悩みよね」
「……も、いいや。それでも。何でも」
否定するのもめんどくさくなって来た様子だ。何が、何でも?と思うけれど、とりあえず置いといて。
「今日はもう落ちる……。励まし、どうもありがと」
ヨロヨロ〜と立ち上がる。
よくよく考えたら、今日はそれなりの時間、潜っているから頃合だ。
「あ、ちょっとまって。……アンタもBoBに出るの? 有れだけの射撃スキル持ってるみたいだし」
「……まぁ」
「なら、明日も合流しよう。……はぐらかされたけど、まだ聞きたい事あるし、何より固まってた方が、あんな場面にならないと思う。私たちが3人揃ってたら目立つ事は目立っちゃうけど。あそこまでにはならないと思う」
逆転の発想だ。
無理にコソコソするくらいだったら、集まって、堂々としていた方が幾らかマシだろう。集まらるかもだが。それはもう仕様がない。自分の回りは、あそこまでアカラサマに集まったりしないから、多少は抑制になるとも思える。
それに。
「…
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ