『I'm Silly』
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混乱してく記憶の闇の中。
此は夢なのか。
それとも夢が醒めてしまった現実なのか。
曖昧な同情は要らない。
そんな温もり無くたって独りで立てる。
何もない砂漠の上に佇んで、足が沈んでいくのが解る。
それなのに声も出せなくて、僕はどうする事が正しい?
このまま身を委ねて乾いた砂の上で散り逝けたなら...
瞬いてくれる星の欠片ひとつも無い街...
君達の声が響いてる。
記憶の奥で手招きしてる。
迷い込んで戻れない。
帰れない処だって解ってるのに、其処にすがりつく僕は愚か。
思い切り美しく咲き乱れ散り逝く花も在れば、蕾のまま塵逝く花も在る。
さぁアナタはどっち?
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