鬼道の実力!千羽山戦前編!
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じる…俺はそのズレを修正しただけだ」
鬼道のこの並外れた観察能力…、鬼道が居ればこの千羽山からの得点も可能かもしれないな。
「へっ、ちょっとパスが繋がったくらいで調子に乗ってるぺ」
「だから都会っ子は甘いっぺ」
そんななか千羽山のメンバーはこっちを見ながら笑っていた。
─────────
「「「かごめ、かごめ、かーごめかごめ、かごめ、かごめ、かーごめかごめ」」」
千羽山のDF陣が誇る必殺技・かごめかごめの3人同時に飛びかかってボールを奪い取る技によって、マックスがボールを奪われてしまうが、すぐに鬼道がスライディングで奪い返す。
「さすが鬼道だ、初見の技を冷静に対応してる」
俺が呟いている間にも、鬼道は敵陣深くへとラストパスを送る。
「雷藤ぉーっ!」
「よしっ!」
俺は鬼道のパスを受け取り、シュート体勢に入る。
「決めるっ!ライトニングアロォォー!!」
俺の渾身のシュートが千羽山のゴールに向かう。
「「はぁぁぁっっ!!」」
その時、DFの2人がGKに駆け寄り、雄叫びを上げた。
「「「無限の壁!!」」」
ギュュュンンンン シュゥ…
「な、何!?」
俺の渾身のライトニングアローは、千羽山中最強のディフェンス技・無限の壁にあえなく阻まれていまった。
「さすが今まで無失点の鉄壁技だ…、ライトニングアローの威力を完全に殺し切るなんてな…」
俺はつい呟いてしまう。
ピッ ピ───────!
そしてここで前半終了のホイッスルがグラウンドに鳴り響いた。
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