二十五章
坂本城にて各衆への出陣風景×五条大橋にて戦闘開始
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達は死なないという事だよ!」
「まあ足軽達が願ったのもその通りなんだけどね・・・・兄様の策としては上策だと思うな〜」
本来ならば、上に立つ者の業であるけど、今回は綺麗事だけで済まされる程な感じとなっている。華琳達は擬態化させたアクセサリーからそれぞれの武器を構えていた。何かを手に入れるのであれば、何かを提供しなければならないが。
時間や財貨に労働力と命を差し出せという事だろうが、他人の命だから簡単に命令出来る程俺はそんな事を言わないからだ。覚悟なんて事はとっくに構えているようなもんだ。
「・・・・御大将、幸せそうな顔っすー」
「デレデレ」
「上に立つ者の覚悟や業。そこに背を向けずに真正面から受け止めるって良人が言ってるなら、妾である私は良人を全力で支えるだけよ」
「・・・・素直なのですね。御大将」
「あいつに惚れているのよ。・・・・心底ね」
「なるほどっす。けど安心するっす」
「御大将は私達が支える」
「行きましょう、御大将に曹操様!」
「私達を忘れていたら、この絶で斬り落とす所だったわ。さっさと行きましょうか、美空」
「ええ・・・・柘榴ぉ!」
奥方衆魏はそれぞれの旗を持ち、長尾衆が突撃するのを待っていたのだった。なお足軽から夜叉化となったので、華琳達の指示も聞けるので長尾衆を取り込んだ奥方衆となった。
「うぇーーいっす!長尾の御旗立てぃっすー!」
「越後が英傑、長尾景虎。その守護を務めるのは、武勇名高き毘沙門天の旗」
「我らに毘沙門天の加護在らん事を!」
「も一つ掲げるっすー!」
「大日大聖、懸かり乱れ龍の旗」
「我らに不動明王の加護在らん事を!」
「毘沙門天よ、不動明王よ!勇猛なる我らの戦い。存分に照覧あれ!見よや鬼共!長尾が勇者の死に様を!」
「やっとやる気になったようね。我らも突撃するわよ『華琳、夜叉化した者らと神界から呼んだ恋姫世界から呼んだ部下達を夜叉化にしたんでな。思う存分暴れ回る事を許可する!』いい?皆の衆、我ら達の戦を見本として行くわよー!」
『応!/御意!』
「「かかれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぃ!」」
そして先手長尾衆と奥方衆魏と黒鮫隊は五条大橋に突入後、あっさりと敵を倒す華琳を見て美空らはそれを真似るようにする。夜叉化となった者達が斬られても死なない体を手に入れた事により、長尾衆は無傷のまま突入して行った。
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