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戦国†恋姫〜黒衣の人間宿神〜
二十五章
坂本城にて各衆への出陣風景×五条大橋にて戦闘開始
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っとアグニやミーガン達らがきっちりと強くさせるんだろうな。

「ま、鬼退治もいいが一つ言っておく。俺の仲間には曹操という名前が二人いるが、一人は男でもう一人は女だが特徴的な武器で判断すればいい。男の方は聖槍を持っていて、女の方は鎌を持っているから様付けをするのは鎌の方だと注意として言っておくよ。それと脱出後には、ゆっくり話せると思うな」

「確かにいたわね・・・・だけど武装と男性か女性で判断するのも良くないと思うけど、頭に入れとくわ。それと信じて良いの?」

「間違えると頸刎ね飛ばされるから注意だが、脱出後の会話については毎日という訳にはいかないかもしれない」

「それぐらい理解はあるから安心しなさい。・・・・何せ私の旦那様は天下御免の女心が分かる者なのだから」

「二つ名もいいが、今なら美空の叶える事が出来るがそれは何かな?」

「じゃああのね、えっと一つだけ叶えてほしいんだけどいいかしら?」

俺は未来予知で何となく分かっていたからか、甘えた声を聞きながら頭を差し出した美空だったので頭を撫でながらついでにお祓いをした。そして今は見えない護法五神だけど、美空の事を頼んだぞと言ったら無言の頷きと共に充分とも言う程に撫でてやった。

「まさか私の叶える事が分かっていたなんてね、もしかして義妹でも聞いたのかしら?」

「護法五神には何も聞いてないし、ちなみに仏の加護から神の加護として追加させてもらったんでな」

上機嫌な様子で浮かべた微笑みは、今までよりもとても良い笑みであった。美空は馬に乗った。

「じゃあ行ってくるわね」

「ああ。華琳達である奥方衆魏と合流したら同じ事を言うが・・・・武運を」

「そちらも無事にいてね?約束よ?それに曹操様達の指示はちゃんと聞くから安心してね。じゃあ行ってきます」

俺は全ての兵達を見送ったら最前線に行っている事を知っている美空だったのか、美空のツンデレ振りが少し薄くなった気がするな。そう思いながらも美空は長尾衆を率いて出陣して行ったが、美空の背中を見送るが死相は見えないので安心している俺であった。そして見えなくなった妾を見送っている俺の後ろから、元気一杯な足音が聞こえてきた。

「お頭ぁ〜〜〜!」

「一真隊、準備整いましたよぉ〜!」

「武器に弾薬、兵糧も当座の矢銭(やせん)も準備完了です!」

「兵達は皆、いつでも出陣出来る状態で馬出に整列し、順番を待っています!」

「きっともうちょっとしたら一葉様が、一真隊を連れて来てくれますよー!」

「その様子ではあるが、俺はここで見送った後に先に前線に行っている。まだまだ俺の代わりとして桜花達を置いて行くのでな、指示にはちゃんと聞くように」

「私達も完全装備をしてますが、詩乃さん達も揃ってい
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