暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン  〜蒼き神速使い〜
32 再会
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飛んでいくと目の前に村を見つけた。
「リアルの時間も遅いし一回落ちるか」
という話になり、むらにはいった。
全員疲れていたためか、少し感じた違和感を無視してしまった。
・・・それが命取りになるとも知らずに。

キリトが近くのドアをガチャっと開けた瞬間変なのに飲み込まれたのを見てあわてて俺はバックステップを踏んだ。
が、リーファは間に合わず飲み込まれてしまう。
「なんだこれ・・・」
剣を抜くとモンスターと対峙する。
「うわあ・・・。触りたくねー」
とぼやきながらもとりあえず斬りかかる。
当たったことには当たったが、HPバーはほとんど減っていなかった。
何度も剣を叩きつけては攻撃を回避し、また叩きつけては攻撃を回避を繰りかえす。
やっとHPバーが残り一割ほどになったとき、ふいに剣が折れた。
「やばっ・・・」
予備の剣はない。ほかの武器も無い。ひるんだその隙を突いてモンスターの攻撃が当たる・・・。


そのときだった。


カンッ、と攻撃を撥ね返した一本の剣と水色の装備。
「遅くなってごめんね」
その口調には聞き覚えがあった。
「遅かったね。ナツ。待ちくたびれた挙句に剣が折れちゃったよ」
「もっと早くこれるはずだったんだけどね」
そういうとナツは残りのHPバーを消し去ってくれた。
「ふう」
「お疲れ。あと、助けてくれてありがとう、かな?」
「そうだね。・・・へえ。ソラはウンディーネにしたんだ」
「まあね。ナツは・・・ケットシーだね」
「かわいいでしょ?」
と猫耳をピクピクと動かす。
「うん。かわいい」
「えへへ。・・・じゃ、行こうかアルンまで」
「りょーかい」
羽を広げ飛び立つとナツはコントロールバーを出して飛び始めた。
「そういえばキリトは?」
「さっきお前が殺したやつに飲まれた。どうなってるかわからんがどうやら死んだわけじゃなさそうだな。向こうで再会できなかったら俺たちだけで世界樹を昇るぞ」
「わかった」
速度を少しずつ上げながら俺たちはアルンへと向かった。




アルンについてまずした事といえば剣を買うことだった。
「丈夫で折れない剣がいいな〜」
という考え方の下に検討した結果、一振りの青い剣になった。
その後はナツと二人でデー・・・もといキリト達を探す。
しかしなかなか見当たらず苦戦していた。
「いないなー」
「いないね・・・」
と二人でベンチに座っていると後ろから肩をたたかれた。
「・・・キリトか。リーファも、無事で何より」
「あっちもあっちで楽しかったよ」
「エーっとうしろの方は・・・」
「紹介するよ。ナツだ」
「はじめまして、ナツです。よろしくね!」
「は、はじめまして、リーファです」
「じゃあとりあえず宿に行って一回落ちよう。今
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