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ドウテイ
部屋
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合コンとかに行ってるの知っていたし、
彼女とは、共通の男友達と一緒にめし食ったり、
学校で話したぐらいの、そんな関係だった。

駅裏に到着。見慣れた風景だが女と歩くとこんなに違うものか。
よく行く店とかの知ってるヤツとすれ違う。
チラ見される。何という優越感。
こんな可愛い女と歩いてる俺。
手をつなぐ。
何なの?とか言われる。
危険だから。とかいう。
とにかく思考能力がない。

家汚いかも。やばいもの出しっぱなし?記憶ない。
そんなに汚くないはず。
ちょっと待っててって言って片付けようか迷う。
楽しい時間は短い。アパートに着いてしまう。

上の階のヤツが降りてきて眼が合う。
どうだ!。羨ましいだろ。

負け犬は去る。

ここで、どうでも良くなる。
かっこつけてもしょうがないし。

鍵開ける。
散らかってるけど・・みたいな感じ。
臭いかな?速攻窓開ける。

部屋7.5+K。
適当座ってね。
洗面所へ。
手と顔洗う。緊張して手汗凄い。
バストイレいっしょ。
適当に拭く。
タオル汚い、新品に取り替える。
歯磨きとかする。完全パニ。

彼女退屈そう。こんな感じのとこ住んでんだ〜みたいに見回す。
速攻ブルーレイ出す。
トレイ開けると雑誌の付録エロDVDが・・。
やばい。デッキの隙間にOUT。

気付かれたか?。
気を取り直してセット。
予告とかパスせずに再生。
自慢のAVチェアをセンターに彼女座らせる。
何これ?凄い!
背中にウーハー。
耳元にツイーター 
6CH。
テレビデカ!と彼女。
場違いな目の前の42インチ。
冷蔵庫へ。
何か飲む?
爽健茶、紅茶系、コーラとか500のペット、ありったけテーブルに持ってく。
何にする?
彼女選ぶ。
使い捨てのプラのコップ。袋から出す。
パック入のロックアイスの封を切る。
手で触んないようにカップをぐりぐりして氷入れる。
ドリンク注ぐ。
ストローがない。
ちょっと待っててね。

彼女、AVチェアに居たく感激。
これ床置きのローチェアだから結構安かったんだ。
服掛けるから脱いで。
ちょっとためらって俺に。ハンガーに掛ける
いい匂い。

まずい。彼女結構胸大きい。
ブラ透けてる。上から見下ろす。

本編スタート。ちょっとうるさいかなとか言って窓閉める。
彼女の右にテーブルをスライド。
飲み物寄せる。
何か食う?ポテチ袋開けて彼女のおなかの上に。
完璧。

俺彼女の横、ちょい後ろに座る。
彼女、ちゃんと聞こえる?とか俺に気遣う。
大丈夫。

映画は結構アクションやホラーチックなドッキリとするシーンがあったが、
おれは映画より彼女の反応を見ている方が楽しかった。

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