第三話、デスゲーム
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ツインテールにした、普通の可愛らしい子がいた……
横にいる見知らぬ女の子は確かにリュウの名を呼んだ……
「(まさか!!)」
リュウはもう一度鏡を見る……
そこには長い銀髪に青色の目……
リュウの現実の顔……九重 竜の顔がそこにあった……
つまり、この子は…
「…シリカさん?」
その子は振り向きリュウをまっすぐ見据えて
「…リュウ?」
そう言った
「どういうことなの!?リュウ、顔が変わってるよ!?」
「そちらもです。ほら」
鏡を見せるとシリカは
「あ、あたしの顏だ…」
そう言って何かに気付いたのかリュウを見る
「じゃあ、リュウは女の子なの!?」
「いや、男ですが……」
なのは達に自己紹介した時と同じ言葉を返すリュウ……
「現実だと認識させるために現実の顔に変えられたのではないかと……」
「で、でも、どうやって」
「ナ―ヴギアは信号素子で頭から顏をすっぽり覆ってますよね?
脳だけでなく顏の表面も精細に把握出来るのでは?
体のほうはキャリブレーションで自分の体を触ったりした際、
体格もデータ化したんでしょう」
「でも、どうしてこんなことを…」
「それは…もうすぐ本人が言いますよ…」
リュウの予想通り茅場はまた、言葉をはっした
『諸君は、今なぜこのようなことをしたのか、と思っているだろう
大規模なテロでも身代金目的でもない
私の目的はすでに達成してる
この状況こそが私の最終目的なのだ
…以上で≪ソードアート・オンライン≫正式チュートリアルを終了する
プレイヤー諸君の健闘を祈る』
そう言って茅場(GM)の姿は空に同化していくように消える
しばしの静寂の後、広場に絶叫が響いた
プレイヤーたちはどなり、わめき、悲鳴をあげる……
リュウはシリカのほうを見る…
「…シリカ」
シリカは肩を震わせ下を向いていた
「そんな…嘘だよ。これは、悪い夢だよ。だから……早く覚めて……」
そう呟いていた
「(精神的にまずいな)……」
このままでは自暴自棄になってしまう……
「シリカ、今日は宿に泊まろう。明日のことは明日考えよう」
シリカは無言で頷いた
そのときだった……
「おい、キリト!! どこいくんだよ!!?」
リュウ達の近くにいたぎょろりとした金壺眼、長い鷲鼻、むさ苦しい無精髭と、野武士のような顔の男が叫んだ
「(あ、クラインさん、そんな顔なんだ……)」
キリトと言う名を叫んだ男ということでクライン予測したリュウはそう思った
「俺はβテスターだ、だったら先に行ってマッピングを「キリト?」り、リュウ!?」
キリトの
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