暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアートオンライン 無邪気な暗殺者──Innocent Assassin──
SAO
〜絶望と悲哀の小夜曲〜
捕食者の末路
[4/4]
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
んだ……それだけ…なんだ………」
そこで男の子は言葉を切り、マフラーに首を埋めたレンに視線を合わせた。
「君なら……解って……くれる…よね………君も…力が………欲しいんだろ……?」
「言いたいことはそれだけ?」
返ってきたレンの声は、真冬の氷のように冷たく、鋭かった。
「さようなら。五代目、いい夢を」
それ以上の返答を赦さず、レンは右手を降り下ろした。
そこは、先刻までの激しい戦闘が嘘のように静まり返った、五代目《災禍の鎧》死亡地点、そこに一人のプレイヤーがいた。
それは奇妙なプレイヤーだった。
全身を毒々しい黄色いスーツに包み、顔にピエロのような仮面を被っている。
「へぇ、これはすごい!」
整ってはいるが、どこか歪み、興奮した声が仮面の下から洩れた。
「死んでなお、ここまで痕跡が残っているとは。そてだけ初代の思いが強かった、ということか」
プレイヤーはひとしきり言って、手を振ってメインウインドウを呼び出す。
しばらく古樹の間には、操作音が響いた。
[8]
前話
[9]
前
最初
[1]
後書き
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ