暁 〜小説投稿サイト〜
骨斧式・コラボ達と、幕間達の放置場所
交節・相対する狩人と魔刃・前
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ージェスVSラグーン

3.ミザールVSガトウ

4.シンジVSクォーツ

5.フェザーVSリュウ


Bブロック

1.スサノオVSジュウオウ

2.フォルテVSユリア

3.ライトVSセネター

4.プラックVSアマヤ

5.イーヴァラVSジョーズ



『―――以上っ! AブロックとBブロックの覇者を決め……真の勝者は誰なのか!? 決勝で争って貰うぜっ!』



 ライトはBブロック三回戦、ミザールはAブロック三回戦であり、それぞれ勝ち進めば、決勝で当たる事になる。


 二人がそれぞれ決意を胸に秘めていると……周りが俄かに騒がしくなった。


 先にも言ったがミザールは血盟騎士団所属で、しかも第二副団長なのだ。開催前でも注目を集めていたのだし、出場するとくればそりゃ、騒がしくなって当たり前なのである。

 そして此方も先に言ったが、ライトの名もそれなりに知られている為、二人の名前を目にして且つ実力を聞き及んでいる者達は、既にどちらが勝つのかと言う賭けをしてしまっている。

 参加者の中には肩を落としている者や、逆に猛者と闘えるのだとワクワクしている者もいて、十人十色な反応だ。


 まあ、ライトは一応攻略組であるが対して抜きん出てはいない “セネター” と言うプレイヤー。
 ミザールに至っては、無名であり前線で名前も聞かない “ガトウ” と言うプレイヤーとだ。結果は火を見るよりも明らかなのだろう。


「それじゃ、決勝で会おうねライト」
「勿論だ! 途中で負けんなよ?」
「そっちこそヘマして負けないでよ」
「おうよ!」


 お互いに手を振りながら、ブロック別の天幕状控室まで行き、トトカルチョの集計とオッズ調整を待つ……そんな中。

 周りから注目を集め、行き場の無い視線をさまよわせていたミザールは、皿の如く目を見開いて驚いた。


(さ、さっきの変な人がいる……!?)


 視線の先に存在していたのは―――焼き(モドキ)を買う前に寝て、勝った後も寝て、気にぶつかっても寝ていた、あの鉄色の髪を持つ男性プレイヤー。
 そんな変な人呼ばわりも責められない彼が、すぐ目の前に座っていたのだ。


 しかも名前の飛び交う周りの会話からするに、ミザールの対戦相手であるガトウとは、どうも彼であるらしいことが窺えた。


 と、一人の男性プレイヤーが後ろの下がり過ぎて男―――ガトウにぶつかり、ガトウはそれなりの勢いで額を、天幕とは言え敷物の無い地面にゴツリとぶつけてしまう。
 ……それでも頑なに起きない。

 それどころか気持ちよさそうに、実に静かな寝息を立てている。……格好はそのままに。


(油断禁物とは言うけど……名前
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