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はティッシュがちゃんと入っているじゃない」
「ここまで来るともうこれはプレイの一つだ!」
「全く、この量だと毎日ひてるはね?少しは我慢お覚へなはい」
男の性欲をなめないでほしい。
あとティッシュを摘もうとするな。
そして自分から覗いたのに鼻を摘むな、失礼な奴め。
「うるさい、お前にはわからないだろうさ」
「私は1日3回よ」
「聞いてねえよ!」
大体誰のせいでこんなしてると思ってるんだ。
「……ほんとうに鈍いというのは手間がかかるわね」
「いや1日3回を察しろってか!?無理だろ!」
美波は僕の言葉を無視して少し不機嫌そうに立ち上がる。
なぜそんな顔をするんだ。昔からよくこの顔をするけどよくわからない。
「もういいわ。朝人、私今日は帰るから」
「お、おい。なんか怒ったのか?」
「いえ、別に」
「……はぁ」
「じゃあ、またね」
相変わらず面倒くさい。
不機嫌になった時のこいつは本当に面倒くさい。けど嫌われるのはもっと困る。
部屋を出て行く美波に咄嗟に声をかけた。
「明日も来いよ。美波」
毎日何も言わず集まっているから改めて言うと恥ずかしすぎた。
というか変に美波に力入ってキメてるみたいなった死にたい。
「……わ、分かったわ」
「は、恥ずかしいよな。なんか改まってこういう事いうと」
「死になさい」
「何が!?」
「……察しなさいよ」
「何かいったか?」
「桜の木に登って全裸で頭から落ちなさいよと言ったのよ」
「明らかに違う!」
そんなこと言ってなかったじゃないか。
そうだな。
僕はいつかきっと話すけど、もう少し整理が必要だなと思う。
だからそれまで、美波には待っていて欲しいと思う。
「あ、おばさま、朝人がおばさまで欲情してるわ」
「やめろぉ!」
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