暁 〜小説投稿サイト〜
FAIRY TAIL〜水の滅竜魔導士〜
伏魔殿
[7/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
リーテイル》Bからはカナ&ミラジェーン!!
以上、各選手が出場です!!』

魔水晶(ラクリマ)ビジョンにそれぞれの出場選手たちの顔が映し出される。

「レオン!!ジュラさん!!」
「やぁ、シリル」
「久しぶりじゃのぉ」

最後に出場が決まったレオンとジュラさんが降りてきて、俺はレオンに手を振り、ジュラさんに軽く頭を下げる。

「レオンも出てきたんだね」
「うん。ちょっと気分が向いたからね」

レオンは相変わらず飄々としており、本当に気分が向いているのかどうなのか判断に迷うところである。

「シリル殿、今回はよろしく頼むぞ」
「こちらこそ、お手柔らかにお願いしますよ」

俺とジュラさんはそんな話をしている。ジュラさんとレオンって1日目のバトルパートですごかったからなぁ・・・まぁうちはエルザさんいるからあんまり負ける気はしないけど。

「シリル殿は以前カミューニ殿を倒したと伺ったのだが誠かな?」
「え?えぇ、一応・・・」
「ほう」

ジュラさんが聖十になった時期はカミューニさんと入れ代わりだったはずだけど、名前くらいは知ってるってことなのかな?

「できることならいつか手合わせしてもらいたいのぅ」
「全力で遠慮しておきます!!」

ジュラさんのまさかの提案に首をブンブン俺は横に振る。ジュラさんなんかと対決したら一瞬で負けるわ!!
俺たちが話していると空に青紫色の魔法陣が展開され、その中からイビツな形の城が出てくる。

「これは・・・」
「すごい・・・」
「たまげたねぇ、これは」

姿を現した城を見てエルザさん、ミリアーナさん、リズリーさんが感想を言う。

「すごいや!!」
「解析開始」

巨大な城に興奮気味のイヴさんの脇でヒビキさんは古文書(アーカイプ)を開いて情報を入力している。

「邪悪なるモンスターが巣くう神殿伏魔殿(パンデモニウム)!!」
「でかっ!!」
「おっきいわね」
「カボチャだ」
「今日はいるんだ」

カナさんとミラさんは伏魔殿(パンデモニウム)のあまりの大きさに驚き、俺とレオンはカボチャ・・・もといマトー君がいることに気づいてそう言う。

「モンスターが巣くうだと?」
「そういう設定ですのでカボ」

ジュラさんの問いにマトー君が答える。

「この神殿の中には100体モンスターがいます。といっても我々の創った魔法具現体、皆さんを襲うようなことはないのでご安心を」

そりゃあ競技に使用したモンスターが観客に危害を加えたら大魔闘演舞なんて即効中止にされちゃうだろうからな。

「モンスターはE、D、C、B、A、Sの6段階の強さが設定されています!!内訳はこのようになっています」

魔水晶(ラクリマ)ビジョンにそれぞれの
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ