伏魔殿
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ミストガンさんの中身のジェラールは脱獄犯だからね、バレたら捕まっちゃうよ。
「でもジュビアたち、今5人しかいませんけど大丈夫なんでしょうか?」
「別に常に全員が闘技場にいろなんてルールはねぇから大丈夫だろ」
昨日のバトルパートで負傷したエルフマンさんはまだ医務室で眠ってたりする。でもBチームで今いない2人はバトルパートでもう出てるから運営も選ぶようなことはないと思うし大丈夫なんじゃないかな?
「カナがいくなら私も出ようかしら」
「いいんじゃねぇの?」
「頑張ってください、カナさん、ミラさん」
「ちっ、しゃあねぇな」
どうやらBチームはカナさんとミラさんで決まったようだ。
「エルちゃんがいくなら私に行かせて、カグラちゃん」
「許可しよう」
人魚の踵は猫みたいな髪型をした女の人が名乗りをあげる。
「妖精の尻尾4人とも超可愛い!!カグラさん!!もう1人はソフィアでいい?」
「何言ってんだい」
「ソフィアは昨日の競技パートで出たから今日は出れないんだよ?」
「えーっ!?」
ソフィアさんがエルザさんたちを見て目を輝かせていたが昨日の競技パートに出ていたが為に参加できないと知るとがっかりと肩を落とす。
「4人とも」とか言ってた気がするが気にするとろくなことになるからそのことについては突っ込まないぞ。
「じゃあ私がいってもいいかい?」
「許可しよう」
猫耳の人と一緒に出てくるのは1日目のバトルパートに参加していたリズリーさん。2人は闘技場へと向かって降りてくる。
「わぁ〜ん!!ソフィアの至極の時間がぁ・・・」
「お前は落ち着け」
「出ていっても接触できる競技とは限らないでしょ」
「だけど〜・・・」
ソフィアさんはよほどエルザさんたちにセクハラしたかったらしく号泣し、それをカグラさんたちがあやしていた。
「負けないよ!!エルちゃん!!」
「ああ」
後ろから来た猫耳の人に声をかけられ答えるエルザさん。
「お知り合いなんですか?」
「ああ、昔の私の仲間だ」
エルザさんは笑顔でそう言ったあと、少し表情を曇らせる。
「エルザさん?」
「ハッ!!すまない、気にするな」
俺が声をかけるとエルザさんは顔をバチバチと叩いて気合いを入れる。あの猫耳の人と何かあったのかな?せっかく久しぶりにあったんなら色々お話しすればいいのに。
『人魚の踵からはミリアーナ選手とリズリー選手が出るようです』
会場の魔水晶ビジョンにミリアーナさんとリズリーさんの顔が写し出される。あの猫っぽい人はミリアーナさんって言うのか。
「評議院の前だ、余計なことはするなよ、
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