『Mistake』
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僕の正義は、いつでも歪で、いつでも間違いだった。
正しいか間違いかより、君達を救えるか救えないか。
其れが基準だったから...
法を犯すことなど何も怖くない。
法で裁けないモノを裁くのだから。
其れに、法なんて役に立たないのは実証済み。
弱きモノは護られない。
波のように揺れ惑う此の心を貫くのはヒトツの信念のみ。
君達と共にいつまでも此の時間が続くと信じてた。
君達と笑い合ったり泣き合ったり、闘い合うこと、続くと信じてた。
けれど面影と思い出を置いていったまま、道は分かれてしまった。
降りしきる雨の中、泣き疲れて眠りにつく。
深い深い愛しさを憶えたなら孤独はより一層孤独になる。
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