第三章
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、そのまさかだ」
ホフマンは浮かない顔のままダムと彼の部下である兵達に応えた。
「我が国はドイツに降伏した」
「そうですか」
「国王陛下が降伏文書に調印された、だからな」
「もう我々が戦う理由はですか」
「なくなった、敗戦によってな」
降伏、これによってというのだ。
「オランダもそうなるらしいな」
「あの国もですか」
「我々もだ、この陣地はドイツ軍に明け渡す」
「これまでずっと守っていましたけれど」
「我が国は降伏した」
ホフマンは苦々しくだ、この現実をまた言った。
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