4部分:第四章
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で人間に負けるなんてな」
「へへへ、やったよ」
「しかしな。覚えてろよ」
ククの忌々しげな言葉はそのままです。
「今度は俺が御前をぎゃふんと言わせるからな」
「楽しみにしてるよ、その時をね」
笑顔のまま返すマオイでした。ククをぎゃふんと言わせたことに満足してです。
これがトンガにある古いお話です。人間のマオイはその知恵を使って鮫のククをぎゃふんと言わせました。何事も頭を使えば上手くいく、そうしたお話なのです。
少年の知恵 完
2010・12・5
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