第17話 ゴールデンウィーク初日(自己紹介)
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う、このままだと変態のままじゃないか!?
それは世間的に悪い………
そう言えばコイツ、フェリアの事を話すときは態度が違ってたような………
ならあれを使うか………
「ノーヴェ、なら条件を出そう。俺を変態と呼ばないって約束したらこの画像をやる」
そう言って俺はフェリアの位置を確認する。
よし、ゲームを観戦している。
そして携帯を取り出し、コスプレの時の画像を見せた。
「これは!?」
「どうだ?ノーヴェはフェリアのことが好きだと思ったんだが………いらないか……」
「いや、欲しい!!」
「なら………」
「ああ、変態って呼ばない!!」
「よし、交渉成立だ」
これで問題はクリアされた。
単純な奴め………
「後でお前の携帯に送っとくよ」
「でも、私携帯もってないぞ………」
そうだった………うっかりしてたな。
「じゃあ、今日服とか買いに行くついでに買いに行くか」
「いいのか?」
「お金はお前さんたちの親から受け取っているから大丈夫だよ」
「ドクターが………」
ドクターはやめたほうが良くないか?
それに俺の報酬からだし………
まぁトンデモない額をくれたのは確かだけど。
中学生が億単位もっててもいいのかね………
あのドクター金銭感覚が絶対狂ってる。
「ということでそれまでおあずけな」
そう言って頭を撫でる。
「………撫でんな気持ち悪い」
「っと悪い、つい………な」
ちょっと妹を思い出したな………
よく頭を撫でたもんだ。
生意気なところとかソックリだったからダブったかな………
「……………ありがとよ」
「ん?何か言ったか?」
「なんでもねぇよ!!それよりゲームって奴をするぞ。お前をケチョンケチョンにしてやる!!」
「ハイハイ分かったよ」
名前は呼んでくれないか。
まぁ一歩前進したしいいか。
「おっ、今度はレイ兄とノーヴェが相手っスか!ギタギタのゴテンゴテンにしてやるっス!!」
………ゴテンゴテンってなんだよ。
「へん!!妹に遅れをとる姉じゃねぇよ!!」
「………だとさ」
「………言うな」
端っこで落ち込んでいるフェリアに声をかける夜美。
ギタンギタンもゴテンゴテンにされたんだな………
「行くっス〜!!」
「来いよ!!」
「えっとえっと………」
「星、いい加減慣れようぜ………」
結果は言わずともがな星がビリである………
「えっと………買い物行くんだよね?」
ライの言葉に反応するものはいなかった………
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