第二十九話 黒井大尉!ジェネラルシャドウ格好いい!!その四
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
「比叡山でポーカーとなったのだ」
「勝負の演目も勝負の場所もネタ切れになってきて」
「もう何でも何処でもいいからやれ、ですか」
「それで決定ですか」
「何とまあ」
「そういうことだ、それでは頼んだ」
悪田部は作品の状況も話した。
「ではな」
「作品の現状のやばさがわかりました」
「凄い状況ですね」
「こりゃ本当に打ち切りあるかも知れないですね」
「もうすぐ三十話なのに」
「四クールの予定が三クールで終わることもある」
某シャンゼリオンがそうだったとのことだ。
「だから君達もだ、次の話どころか今回で終わることも有り得る」
「打ち切りの話ばかり出て」
「嫌になりますね」
ちなみにこの二人は作中では世界中から嫌がられている。
「円満に終わりたいですよ」
「心からそう思います」
「俺達がハーレム作って終わり」
「そうした終わりで」
「そうなればいいな、ではな」
「じゃあ学校戻ります」
「これから」
二人がこう言うとだ、悪田部は。
「また瞬間移動で送らせてもらう」
「黒魔術ですね」
「それを使って」
「丁渡私をスキャンダルでゆすってきた新聞記者がいた」
既に言葉は過去形である。
「その記者を生贄に使った分が残っているからな」
「邪魔者を消すついでにですか」
「生贄にしましたか、実際に」
「まさに一石二鳥だ」
その辺りの小石を拾って川に投げ込む様な素っ気ない口調である。
「口封じにもなってな」
「ううん、黒いですねえ」
「まさに黒魔術ですね」
「というか悪田部さんをゆすろうとか」
「命知らずもいいところですね」
「その様な愚か者には容赦しない」
完全に悪役の言葉である。
「生贄にでも何でもする」
「俺達はそういうことしませんから」
「そんな馬鹿なことは」
「まあ勝った時のボーナスお願いします」
「今回の写真集とDVDは板野友美さんで」
悪田部にこのことを言うことも忘れない。
「あの小柄さに見事な胸を併せ持ったスタイル」
「人懐っこい顔立ちもいいですよね」
「ですから是非」
「その人でお願いします」
「わかった、では頼んだ」
二人の言葉も受けてだ、悪田部は口封じで生贄にした分の力を使ってだ。そうして二人を学園に戻した、だが。
二人が戻った場所、そこは。
女子更衣室だった、幸い今は誰もいなかった。
「おい、臭いな」
「ああ、何か凄い匂いするな」
女子更衣室の匂いにだ、二人は辟易した。
「何だこの匂い」
「香水に女の子の体臭に」
「結構えぐいぞ」
「きつい匂いだな」
「シャンプーとか石鹸とかの匂いも混ざって」
「余計にきついぞ」
女の子一人一人はいい匂いがする、だが集まるとどうなのか。例えるならスーパーの女子更衣室を通
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ