第二十九話 黒井大尉!ジェネラルシャドウ格好いい!!その三
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「松坂も行ける」
「ああ、松坂牛」
「あそこの牛も美味いんですよね」
「大体関西は牛肉いいんですよね」
「近江とか神戸とか」
「あと奈良は宇陀ですね」
「宇陀の牛が美味いんですよ」
実はお勧めである。
「福寿館もありますし」
「作者奈良県民だから丁渡宣伝ですね、ここで」
「福寿館の人観ていたらどうも」
「宣伝してますぜ」
何故かここでは媚びる二人だった。
「そういうことで宜しく」
「コロッケもホルモンも美味いですね」
「ステーキ肉もすき焼き肉もいいですし」
「いや、作者が来たら宜しく」
「サイン書かせてもらいたいなって」
「実に下種いな」
悪田部も聞いていて思うことだった。
「この作品の売りになってきているな」
「ですね、下種さこそがこの作品の特徴ですね」
「下種い時は徹底的に下種い」
「四コマのクロスアンジュの妹皇女さんみたいに」
「軽く下種いですね」
「いや、この作品は徹底的に下種い」
その作品の某第二皇女とは違いだ。
「あの皇女殿下は確かに軽く下種いが普通に姉想いでもあるな」
「さり気なく励ましてもいますね」
「それがまた絶妙に下種さと混ざり合ってて」
「しかも我儘で」
「見事なゲス天使ぶりですね」
「しかしこの作品は徹底した下種さだ」
下種も下種、大下種であるというのだ。
「特に君達はそうだな」
「主役が一番下種ですか」
「そういうポジションですか」
「大抵敵が下種なんですけれど、こういう手の作品って」
「この作品は違うんですね」
「俺達は徹底して下種扱い」
「難儀な話ですね」
二人はやれやれと言って話す、こうしたことを話してだった。
そしてだ、二人は悪田部にあらためて話した。
「まあとにかく今度はですね」
「場所は比叡山ですね」
「最澄さんが開いた」
「他にも大勢有名なお坊さんがおられた」
「高僧も多く排出している」
比叡山はそうなのだ。
「今で言う教育システムが確立されていて充実していたのだ」
「所蔵している経典も多いですし」
「修行の場も多いですしね」
「だからですね」
「古来より高僧も沢山出ているんですね」
「それが比叡山だ、その比叡山でだ」
悪田部はさらに話した。
「君達はポーカーで勝負するのだ」
「えっ、何でですか!?」
「何でポーカーなんですか!?」
比叡山でポーカーと言われてだ、二人は瞬時に何でですかという顔になって悪田部にそのうえで問い返した。
「比叡山でポーカーって」
「全然つながりないですよ」
「お寺ですから丁半賭博ならわかりますけれど」
「何でポーカーですか?」
「全然関係ないんじゃ」
「どういう経緯でその組み合わせになったんですか」
「まず勝負の演目がネタ切れしている」
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