第16話 ゴールデンウィーク前夜
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で食べると思っているとは………
しかもMy箸入れまで持ってくるという徹底ぶり。
スカさん、ちゃんと教育してやりなよ。
でも、箸使いはフェリアよりもかなり上手でした。
「………」
そんあセインを見てか、端でセインに見えないように箸の練習をするフェリア。
………負けず嫌いだな。
と言うよりは姉の威厳がって所かな?
「でも本当に美味しいよな星の料理は。お嫁さんにもらったやつは最高だろうな」
「そ、そんなことないですよ………それに私はレイだけに………」
「レ、レイ!明日のことなんだけど!!」
「お、おう………」
星との話の途中でライにいきなり声をかけられる。
星がライを睨んでいるような気がするが気のせいだろう。
「で、何だ?」
「セインが明日はお寿司が食べたいって」
「私、資料で見たんだけど回ってくるんでしょ!!」
ああ、回転寿司か。
確かに珍しいよな………
外人だと写真撮る人もいるらしいし。
でも、最近はアメリカとかでも回転寿司ってあるんだっけ?
今度、グーグル先生に聞いてみようかな………
「レイ?」
おっと、かなり脱線したな。
「分かったよ、買い物したら食べに行くか」
「ほんとう!?ありがとうレイ!!」
笑顔でお礼するセイン。
ん?今レイって言ったか?
「ダメ………かな?」
「別にダメじゃないよ。好きに呼んでくれれば良い」
「ありがとう!これから『レイ』って呼ぶね」
笑顔で俺に言うセイン。
本当に明るいだな。
ナンバーズってこんなに感情豊かだったっけ?
「………本当にレイって女の子と仲良くなるのが早いね」
「全くだ。この女たらしめ」
「だから男友達が居ないんですよ………」
3人ともなんだか冷たいような………
それと星!!俺にだって男友達ぐらい……………あれ?
「………俺って結構寂しいやつじゃない?」
「今更気づいたのか?」
転校してきたばかりのフェリアにまで言われた!?
「いいもん!俺には士郎さんがいるから!!」
「………友達か?」
ちくしょう、フェリアのツッコミが胸に響くぜ………
ぶっちゃけ思春期真っ盛りのヤロー共と話なんて合わないし、合わせる気もないんだけど。
その辺、神崎はすごいと思う。
絶対に混ざりたくはないけど………
「そんな事はどうでもいいんだよ!!」
「よくはないと思うが」
「いいの!!」
「………分かった」
俺の強気の返事に折れるフェリア。
このままじゃ俺がいじられて終わるような気がしたからな………
「それに友達は学校にはフェリアもいるし、別に問題ねぇよ」
「そ
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