暁 〜小説投稿サイト〜
私の幼なじみ??
1日目

私には双子の幼なじみがいる。
1人は、白(ハク)といってほんわかしていて少し泣き虫だ。しかし外見とは違い合気道を習っている。なぜかというともう1人の兄、黒(クロ)が習っているからだ。黒は、白と真逆でキリッとしていて泣いてる姿なんて人に見せない。というか見たこともない。
こんな真逆の2人とであったのはある夏のこと。
私は小さい頃に入院ばかりしていて全く友達がいなかった。しかもいざ退院して小学校に行っても、ひっこみじあんなのでこ声をかけることすらできない。そんな時声をかけてくれたのが黒だった。黒は、小学校では中心人物の一人で、黒が紹介してくれたおかげで、私もクラスにすぐ打ち解けれた。そしてクラスに馴染んできた時、お隣さんが引っ越してきた。表札には天翔と書いてあった。お母さんが言うには双子の同級生がいるらしい。まさかと思いつつ翌日学校に行こうとするとお隣から白と黒が出てきた。やっぱり2人だった。私は嬉しかったしホッとした。
なぜかというと、知らない人だと思うと怖かったし、白と黒は親友だからだ。私は学校に行く道順が分からないかもしれないので一緒に行くことにした。一緒に登校して教室に入った時、友達から「どうなってるの??あんたたち。」と質問されたり「付き合ってるの!?」と言われたりしたので理由を話すと、友達から「いいなぁ〜」と返された。何がいいのか私にはよくわからなかった。
友達が言うには、2人はかっこいいらしくモテているらしい。私は、別にどうでもいいと思って「ふーん」と返した。
下校するとき2人が、変なことを言い出した。



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