第一章
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「それでなんですか」
「そう、それでね」
「私もですか」
「どう?グアテマラ」
あらためてだ、恵美は牧子に誘いをかけた。
「一緒にね」
「ううん、どうしましょうか」
「治安が心配?」
「何かまずいそうですけれど」
そのグアテマラの治安がというのだ。
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