十の鍵と二の鍵
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り、明日からは剣咬の虎も俺たちを集中的に狙ってくるかもしれない。そう考えると厳しいものがあるな。
「そんなの俺がなんとでもしてやるぜ!!」
「おおよ!!俺たちは今すぐ殴り込みに行くぞ!!」
「「「ダメ(です)!!」」」
俺たちは2人を行かせないために扉の前に立つ。すると、
「オラァ!!」
「ふぎゃあ!!」
ナツさんが近くにあった枕を取って投げてくる。その枕は俺の顔面にヒットする。
「くぅ・・・このぉ!!」
「おっと!!」
とりあえず投げられた枕をナツさんに投げ返したが軽く交わされてしまい、ベランダに出ていたエルザさんの後頭部にぶつかる。
「えぇいどけ!!」
「行かせろ!!」
「やめなさいってば!!」
「2人とも落ち着いてください!!」
「ううっ!!」
ナツさんとグレイさんが枕の投げた枕がウェンディの顔にヒットする。
俺とルーシィさんもそれに対抗して近くの枕を手に取り投げ込む。
「ってお前たちぐっ!!」
「「「「「あっ・・・」」」」」
ルーシィさんの投げた枕がベランダから戻ってきたルーシィさんの顔にぶつかってしまう。枕が当たったエルザさんの顔は赤くなっており、誰の目から見ても怒っているのは確かだった。
「いい加減にせんか!!」
「「はい!!」」
結局エルザさんに怒られてナツさんとグレイさんは剣咬の虎に行くのを断念する。ていうか最初っからエルザさんが言ってくれればよかったんじゃないのか?俺にはそう思えてならない・・・
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