第二話、スキルのコツ
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理もない……
「なぁ、キリトよ? そいつとは知り合いなのか?」
待ちきれなくなったバンダナの男がキリトに質問する
「あぁ、すまん。紹介するよ、俺の現実(リアル)の友達でリュウ……リュウ、こいつはクライン、お前のところと同じで俺が少しレクチャーする事になったんだ」
「始めまして、リュウです。キリトとは友達の関係です」
そう言って頭を下げるリュウ
「で、此方が……」
「シリカです。すいません、クラインさん、クラインさんのフレンジーボア倒しちゃって……」
自己紹介しながら謝るシリカ
「いや、良いって、また見つければ良いんだし、クラインだ、宜しくな、シリカちゃん」
其に対して快く許すクライン……
「(わかりやす!?)」
其を見てそう思うリュウだった……
「そうだ、リュウ……お前曲刀
使えるよな?」
「? 使えますけど?」
キリトの質問に答えながら機能の一つである"高速装備(クイックアーム)"で曲刀(男達から奪ったもの)を出すリュウ
「クラインにスキルの使い方教えてやってくれないか? 俺は直剣だからうまく教えられなくてさ……」
「良いですよ、ではまたフレンジーボアを探しましょう」
リュウはすぐ了承し、探索する四人だった……
●○●○
「でやぁぁ!」
数分後、クラインは新に見つけたフレンジーボアに悪戦苦闘している
突進してきたフレンジーボアを避けられず、吹き飛ばされる……
「クラインさん、大切なのは初動のモーションです。シリカさんにも言ったようにモーションを起こせばソードスキルが発動して、後はシステムが命中させてくれます」
「でもよぉ、リュウ、あいつ、動きやがるしよぉ」
「生物が動くのはリアルでもここでも当たり前です。訓練用のカカシとは訳が違いますよ?」
現実ではこれ以上のスピードで飛び回る敵や魔法を相手にしていたリュウの正論にクラインの頭がついていっていない
なのでリュウは……
「では手本を見せますよ?」
手本を見せることにした
近くにいたフレンジーボアに突っ込んで行くリュウ……
「腰を落とし、」
フレイジーボアはリュウに気付くが……
「右肩に担ぐように剣を持ち上げ……」
遅すぎた
「振り落とす!!」
シュギーン!!
心地よい音が響く同時に首を切り落とされたフレイジーボアは悲鳴すらあげずにガラスの様に砕けた
片手用曲剣用ソードスキル《リーバー》……
の再現である
「とまぁ、こんな感じです。僕は曲刀スキルを持っていないのであくまでも再現ですが、右肩に担ぐように剣を持ち上げた辺りで赤いライトエフェクトが出るはずです。やってみてください
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