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七つの大罪と異世界の黒燐持つ龍
四話
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女さんに力を貸すために、ボクら〈七つの大罪〉を集めてるの?」

メリ「まあ、それもあるんだけど、オレはオレでお前らに聞きたいことがあるんだ。なあディアンヌ。10年前の件だけどさ・・・」

ディ「ん?・・・ああ、聖騎士長を呼び出された、あの、素敵な記念日でしょ?」

ディアンヌは素敵なとは言っているが、顔には最悪な、と出ている。この記念日とは七つの大罪が王国転覆の疑いのかかった日だ。

メリ「オレ・・・そん時の記憶がほとんどねえんだわ。」

バム、ディ「「え・・・・」」



メリオダスの話しによると、街はずれの古城に呼び出しがかかり、訪れたところ、聖騎士長の死体を発見。そしてその瞬間に王国全聖騎士に包囲され、みんなと散開。この後に『団長・・・すまない。』というこの言葉を聞いた直後に意識を失ったという。

メリ「次に目を覚ました時にはどっかのあなぐらに倒れてた。ホークとはそこであったんだ。」

バム「・・・じゃあやはり、七つの大罪は聖騎士長殺しの濡れ衣で・・・」

メリ「もしかしたら、七つの大罪に裏切り者がいるってことですか?」

バム「それはどうだろうな・・・」

メリ「何がともあれ・・・オレは本当のことを知りたいんだよ。」

ディ「聖騎士だろうと、裏切り者だろうと、団長のため!この嫉妬の罪、ディアンヌ!力を貸すよ!」

メリ「そりゃあ助かる!」

バム「こりゃあ、賑やかになりそうだ。」

エリ「ようやくお願いします!」

ディアンヌがエリザベスを睨みつける。

ディ「言っとくけど、ボクは団長のため力を貸すんだからね!」

バム「まあまあ・・・そんなに敵視すんなよ〜。」

ここでホークがあるニオイを嗅ぎつけた。

ホーク「雨雲のニオイ・・・んげ!?てめーら、上見てみろ!」

上を向くとそこには巨大な雷雲があった。その雷雲から雷が放たれ、全員を拘束した。

メリ「なんだこれ?」

エリ「体がしびれて・・・・!」

ホー「うごけ・・・ねえ・・・」

バム「この魔力・・・・・ちっ!ついにお出ましか。」

ギル「ようやく会えたな〈七つの大罪〉!」

とうとう、七つの大罪と聖騎士が交える!
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