暁 〜小説投稿サイト〜
なると
なると
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[1] 最後
「俺たちの担当している上忍はまだか」サスケはいった
「もう、何分もまたされてるよ」
さくらはうんざりしていた
「…」
「キモ…」さくらは横を向いていうのだった
ボロボロのオレンジの服を着た
全体的に黄色レモンの少年に嫌悪の目をしていた
髪はテカテカで異臭をはなっていた
名前はナルト、ホームレスだ
ナルトは父親に橋の下にすてられた
父親はだれであるかは
他人も知らない
ナルトは上忍をまっている間、
机の下で自慰行為をしていた
「うっ、う」
恍惚の表情で顔はげっそりしていた
ナルトは1日に100回近く
しこっていた
そうしなくては九尾のチャクラが
暴走するからだ
ドン!扉が開いて中から
白い髪の男がナルト達の前に
あらわれた
「今日からお前たちの担当になる
うちはカカシだ、よろしく」
「??」
サスケは目を見開いた
「あんたがあのカカシか」
「そうだ、この俺とお前はうちはの生き残りである」
カカシはうちはでは勿論ない
親友を戦争中背後から襲い殺して
写輪眼を強奪して
父親は別の人間である
うちはの誰かだったと
吹聴してまわったのだ
こうした策謀でカカシは火影の
椅子を虎視眈々ねらっていた
「ま、自己紹介でもしようか
俺の名前はうちはカカシ
コピー忍者として
他里から恐れられている
休日は本を読んでしこってる
以上だ」
「はるのさくら、好きなのは
サスケくん、嫌いなのはナルト」
「俺はサスケェだ
俺には野望がある
ある男を闇から救いだすことだ
そのために俺は強くなる」
ある男というのはサスケの兄である
幼かったサスケは一度は
兄を恨んで復讐者ごっこをしていたが、よく歴史を勉強したら
うちはの馬鹿さ加減に気がつき
すべての真実を悟っていた
「…」
沈黙がながれて皆、ナルトをみていた
「なにかいったらどうよ」
無理もない
ナルトは言葉をあまり知らないし、
それに人前でいると緊張して
余計に喋れなくなる
ナルトの一生で他人と言葉を交わす
ことなど殆どなかった
あるのは侮辱と投擲物をあてられるだげである
「おで、なると
すきなもの…しこる…
…かぷめん…」声は枯れていた
「先生、なんでこんな害児が
私たちの班にいるんですか」
「それはナルトは貴重な
存在だからね
チャクラを練れて影分身も使える
普通の人間は俺たち忍び様に
なる資格すら得られない
それにアカデミーのみずき先生の
推薦で下忍になったんだ」
みずきはある晩
ナルトに巻物を盗むように仕向けた
報酬はナルトの大好物である
しょうゆ味のカップ麺である
ナルトは3日ほど食事にありつけずで
死にものぐるいで犯罪を遂行した
みずきはその巻物をみて印を結んだが術を
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