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明日の日記
なんてこった
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「 明日...? 」
「 会社のイベントでフットサルやるらしいんです 」

いつもの昼下がり、女神様と公園のベンチでおにぎりを食べながらの会話。

「 私はどうすれば? 」
「 ...来ます? 」
「 いいんですか!? 」パアァ
「 ええ、友人同伴での参加もオッケーらしいんで 」
「 へー 」

急に興味無くしたなこの人。なんてこった...

「 そういえばこの前のメンバーって... 」
「 ...ぶー 」
「 あの剣ってほんとに☆5なんですかね 」
「 ...ツーン 」
「 それとですね 」
「 ...(チラッ) 」
「 家族とか、恋人同士ならプレゼント貰えるみたいなんですよねー...って、うわぁ! 」

隣に座る女神様が突然光始めた。なんてこった...
そんなに嬉しかったのか?そんなんでいいのか?まさかのチョロインなのか?

「 家族として参加してもいいんですか!? 私、ずっとお姉さんに憧れてたんです! 」
「 え、お姉さんいるんですか? 」
「 いません! ...が、だからこそでしょう! ヤンチャな弟に世話を焼く大人なお姉さん。いいですね〜 」
「 あれ、もしかして弟役ですか、僕。 」
「 嫌ですか? 」
「 いえ、そんなことないですよ 」
「 やった♪ 」

...いやね? 別に期待してたとかそんなんじゃなくてね? ...まあいいか。本人が楽しそうだし

「 じゃあ、『 小学校の頃からみんなのリーダー的存在で中学校への進学を機に生徒会長に立候補。生徒・教師から圧倒的な支持を得て、県内一の不良校を健全化することに成功。高校3年間は部活と勉強に捧げ、早々と国公立大学に進学を決める。大学で目立つことはないが、自分のやりたい事全力でトライし、就活は全戦全勝負け知らず!この春入社した会社では... 』って感じの設定でいきましょう 」
「 わかりました 」
「 ...えっ? 」
「 いや、だからその設定でいきましょう 」
「 ...冗談ですよね? 」
「 ? 何がですか 」
「 こんな人、いるわけないじゃないですかー 」
「 えっ? 僕の事言ってたんじゃ無かったんですか? 」
「 ...なんてこった、です。 」

女神様は呆れた顔で僕を見ている。

「 まあ、教室に帰ってきたら僕の机がひっくり返ってたり、教科書が無くなったりした時期もありましたがww 」
「 重い話をさらっと入れてきましたね 」
「 まあまあそう構えずに。その頃の経験があるから今の僕が居るんだと思ってますから 」
「 どうですかね 」
「 そうですよ。きっと 」
「 ...ですか。 なるほど、あなたの性格がヘアピンカーブより捻じ曲がってる理由が少し分かった気がします。 」
「 そうですか?
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