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異界の王女と人狼の騎士
第三十六話
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コンビニで買い物をし、家に着いたのは8時頃ということでいいな。じゃあ次の質問だ。その日の放課後、日向寧々と逢ったか? 」

「……いや、逢っていない。彼女は授業が終わったらすぐにどこかに行ったんじゃないか。俺が帰る時には教室にはいなかった」

「間違いないな。……放課後、彼女には逢っていないと断言できるな、天地神明に誓って」

 それは明らかに嘘だ。でも俺は、
「ああ、逢っていない」と断言した。漆多が疑いの目で俺を見ているからだ。

「よっし。これではっきりしただろう? 漆多。フフン、お前の親友は大嘘つきだってことがな! 」
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