25部分:第二十五章
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沙耶香はまたこのことを言ってみせた。
「それはね。ただしよ」
「ただしだというのね」
「そう、さっきも言ったけれど他にもあるのよ」
楽しむ言葉だった。それを次第に言うのである。
「そのうちの一つよ」
「炎と氷ではないわね」
「私は同じ相手に同じ場所、同じ時間での相手に二度は出さないわ」
それはしないというのである。
「そんな無粋な真似はしないわ」
「そうなのね」
「花を使うのも面白いけれど」
沙耶香はそうした技も得意としている。その魔術の域はかなりのものなのである。
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