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ソードアート・オンライン〜Another story〜
Extra Edition編
第160話 Debriefing vol.4
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リズはとりあえず話を進める。
「あっはっは! 妬かない妬かないレイ。この時のリュウキは記憶、ちょっとあれだったんでしょ? なら仕方ないじゃん? 許してやんなさいって」
「うーー! リズさんが楽しんでたんだよ〜!」
「レイナさんが可愛いから……」
「も、もうっ/// 聞こえてるよっ! シリカちゃんのほーが可愛いよっ! あの猫耳なんか、癖になりそうだもんっ! 可愛くって!」
「はぅっ! す、すっごい変な感じがするから あまり触るのは……」
「「あ……はははは」」
予想以上に盛り上がってる所を見て、やや苦笑いをしているのは、アスナと直葉だ。リュウキやキリトの話題だと、本当に話が弾む。多分今はアスナは 離れてみてるポジションだけど、話題がキリトなら、きっとレイナがいるポジがアスナ。本当に似た者姉妹なのだから、容易に想像がつくのだ。
直葉の思い出話は続く。
「リュウキくんとは別れて行動をしてたんですけど…… とんでもない再会をしたんですよ」
……苦笑いをしながら、頭を掻く直葉。
あの光景は多分、二度と忘れられないだろう。まさかの大怪獣、大決戦に立ち会ったのだから。その上、厄災・天変地異までが起きてしまって……。
リュウキと出会ってから、驚く事が減る。と言っていたリズの言葉は正し入んだということはもう既に身に染みていた。
それは、ルグルー回廊の奥、再奥にある鉱山都市の入口に設置されている橋の上での戦いの事。キリトとリーファは、サラマンダーの部隊に包囲されていたのだ。
追尾魔法であるトレーサーをつけられて、かなりに緻密に計算され、配備された完璧な戦法で襲ってきたのだ。たった2人相手に?と思えたが、キリトの実力の高さは、恐らくあの時のランス部隊の隊長……つまり、初めてこの世界に2人が降り立った時、瞬く間に屠ったサラマンダーの部隊を蹴散らした時に、知られてしまったのだ。
だから、この陣形できたんだと思われる。
この後のケットシーとシルフの会談を潰す為にも、万が一の可能性も摘み取らなければならないから。
その数の暴力とはよく言ったもので、いくら強大な力を持っているキリトとは言え、あの壁を含めた前衛と魔法部隊の後衛、バランスよく揃ったパーティ相手には成す術もなくやられてしまいそうになった。キリトの凄まじい物理攻撃力を知った上での戦法だから。
その時、直葉は……リーファは諦めようと言った。
『また、何時間かかけてここまで戻ってくればいい。また、奪われたアイテムも買えばいい』
リーファは、そう言っていたんだ。
その返答は……。キリトの言葉も忘れられない。
『オレが生きている間はパーティメンバーを殺させやしない。それだけは絶対嫌だ!』
そ
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