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ソードアート・オンライン〜Another story〜
Extra Edition編
第159話 Debriefing vol.3
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ゃんの様なかわいい子供までいるなんて、羨ましすぎです」
「で、でしょー? あ……、でもこの歳で叔母さんになるのかー、って思うとちょっと複雑だけど」
「でも ユイちゃんは、レイの事 《お姉さん》って言ってるでしょ?」
「ま、まぁそうだけどね。私もお姉ちゃんって呼ばれてみたいって思ってたからすっごく嬉しくって」
レイナも頭を掻きながらそう言っていた。
「ほーら、どっちも良いじゃん。家族みたいなもんよ。それにしてもねー、良いコを持って良かったわねー」
「それはもう。我が家の自慢の娘ですから」
「おやおや、10代にして、もう立派な親バカですなぁ」
「それは褒め言葉として受け取っておきます」
「ふふ、それじゃあ、ユイちゃんに喜んでもらうためにも、今日のクエスト!頑張りましょう!」
「うんっ! 頑張ろうっ」
「うん」
今日のクエストはユイの為でもある。それは、また いづれ語る事になるだろう。
森の朝露の少女《ユイ》
あの子の願いを叶えてあげたい為に。
「ユイちゃんはSAOの中でアスナさん達に出会ったんですね」
「うん……、それからずっと私とキリト君の子供なんだよ」
アスナは穏やかな表情でそう言う。自分の子供、だと恥ずかしそうにも言わず、それが当たり前。と言っている。例え、AIだとしても、疑わない。それ程までに、強い絆で結ばれているんだから。
直葉は、思わず息を飲んだ。
強い強い絆をまた、見たからだ。
「さてっ! そろそろ練習再開しよっ!」
レイナは勢いよく立ち上がる。それに、皆が続く。
「よーし! 直葉、すいすい泳げる様になって、キリト達を驚かせよう! 『一朝一夕じゃ、難しいか……』とかなんとか言ってたリュウキの鼻も明かしちゃおう!」
「う、うんっ……!」
直葉が最後に立ち上がり、再びプールの中へと入っていった。
〜学校校舎3F・カウンセリング室〜
菊岡は、カウンセリング室の窓から外を見ていた。
丁度、この位置の教室の窓からはプールの全体が見える。彼女達は昼食休憩をしている所だった。
「いいねぇ、若いっていうのは……」
……何処の大人も似たような事を言うものだ。そう思っても仕方のないことだろう。
「それで、あの子達が現実世界に帰還できたのも……、2人の活躍があったからこそ、だよねぇ?」
「………」
リュウキは、黙っていて。そして、キリトは口を開いた。
「オレは活躍なんかしてません」
ただ、そう一言だけを添えて。菊岡は、少し眉を上げ、問う。
「でも確か 話によれば、キリトくんがヒースクリフの正体を看破、そして リュウキ君と共に、あの世界で言う魔王とも
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