『Run-away』
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道標なんて無かった。
誰も、何も、正しさなんて教えてくれなかった。
間違いだらけの世界に居た。
塞ぎ込んでても何も変わらなかった。
だから逃げ惑う様に助けを求めた。
其れでも抜け出せなかった。
耐え続け、耐え続け、いつまでと言葉にならないイタミを負った。
死ぬまで耐え続けなければならないと思ったら殺したくなった。
小さな怒りや憎しみは、どんどん膨張していって暴走していった。
血潮吹き上げ深紅に染まる貴男。
僕を早く解放しないからだよ?
命さえ僕の此の手の中...
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