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ソードアート・オンライン〜Another story〜
Extra Edition編
第158話 Debriefing vol.2
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ていた物が判った。それは心の暖かさ。心から暖めてくれるものの事。
それを知って、思い切って告白までして……、そして今に至る。色々とフラフラしてるって判ってる。
でも、ちゃんと自分の中できっちりと決着を付けるつもりだ。リズは、そう強く想っていた。
「あ、そう言えばリュウキさんとは何時出会ったんですか?」
「ぁ……」
レイナは、はっ!っとシリカの方を見た。そう言えば、リュウキとリズの出会いには自分も絡んでいるから、と思い出したからだ。
「んふふー、そうだったわね。今回は2人の男共との過去バナだったっけ」
リズは、レイナの方をにやっと見た。……勿論、レイナの事、判っていた様だ。随分と抜け目がないのである。
「……まぁ、あの時のあたしににとっては、世話の焼ける妹と弟を持った、って気持ちだったかな?」
「え? どういう事ですか?」
「あ、う……、そ、その〜……」
「ん? レイナさんどうしたんですか?」
「い、いや、何でもないヨ? う〜ん……、リズさんとリュウキ君の出会いの事……私にとってもちょっと恥ずかしい事があって……」
「え、そうなんですか??」
直葉もシリカも興味津々だった。その中で、リズはこほんと、咳払いを1つする。
「ちゃーんと、メインはレイの為に取っておくわよ。あたしは、途中まで だ・け。……えっとね」
リズが話し出すと、取り合えずレイナの方には視線が途切れる。レイナは、『次に言わないといけないんだよね……』と、思って顔を赤らめてしまっていた。
「まぁ、キリトにも負けず……っと言うか、本当に衝撃的だったわね……、圏内であんなに取り乱したのは初めてだったかなぁ」
リズは、はぁ〜っと深く息を吸い込み、吐いた。リュウキとの出会いのインパクト。
それは、キリトに、いきなり自身の最高傑作の剣 をへし折られたそれよりも凄い事だったのだ。
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