暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜Another story〜
Extra Edition編
第158話 Debriefing vol.2
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 直葉は、プールの中に飛び込んで、ニコニコと笑っていた。

 そう、その笑顔だけ見てみれば、十分水は克服できてるっ!と思えるだろう。だが、装備?している物が既にOUT!どんなクエストでも、自身の、そしてパーティの装備は大切で重要。

 だけど、所謂『桐ヶ谷 OUT!』なのだ! いや 苗字だと、和人もいるから『直葉OUT!』かな?? 
 兎も角、今回行くクエストは、水の上じゃなく、水の中。
 それももの凄〜〜く深〜〜い海の底。そんな場所に、浮き輪は持っていけない。

「えへへっ! きもちいい〜♪」

 子供みたいに随分と、はしゃいでいる様だけど、そうはいきません。そろ〜っと直葉の近くまで忍び寄る人影あり。そして、隙を見て浮き輪の栓を ぽこっ!と外す。しゅ〜〜≠チという音と共に、直葉の浮き輪の空気が抜けていく……。浮き輪にしがみついているから、抜けるのが更にいっそう早い。

「いつの間にこんなもの持ち込んだのよー、あの時、持っていくもの〜って慌ててたのはコレだったのね? 大体こんなの使ってちゃ泳ぎの練習にならないでしょっ!」
「わ、わぁ! ちょ、ちょっとダメですって! こ、これが無いと沈んじゃうんですっ!」

 接近して、浮き輪の栓を外したのは、リズだ。リズは、ぎゅ〜〜っと浮き輪を更に握り絞り、外へと空気を追い出す。直葉は、必死に抗議をしてるけれど 聞いてくれない。
 それどころか、リズはキリト顔負けの速度で、直葉の背後に回り込むと。

もにゅっ!

 っと、効果音がまるで、聴こえてくるかの様に……、直葉の豊満な乳房を両手で揉みしだいた。

「だ〜〜いじょ〜ぶですよ! だいじょうぶ! こ〜んな、立派なものが2つもついてるんですから〜♪ 沈みっこないって〜♪」
「ぁ……///」

 暫く放心しかけた直葉だが、かぁぁ!っと赤くなり。

「や、やだっ/// ど、どこ触って///」
「何食べたら、こんなに大きくなるんだか!いやぁ、けしからんですなぁ?? こ〜んなに大きくなるなんて〜、不公平ですなぁ〜?? まったく〜〜」
「い、いやぁぁ////」

 弾力がとても良く、食い込んでも直に元の形へと戻されてしまう。リズは、2度 3度 4度……と何度も何度も揉みしだく。……これは、同性同士とは言っても、完全にセクハラである。

「ぅぅ………」

 その2人を見ていて、寂しそうな表情になってしまうのはシリカだ。何やら自分のを見て、手を当てて……さらにさらに表情が暗くなってしまうのは、御愛嬌。

「ちょ、り、リズさんっ!? 直葉ちゃんが困ってるよー?」

 女同士とは言え、行き過ぎたスキンシップである。レイナが、止めようと近づいたが。

「むっふふ〜、レイの弱〜〜い所だって、知ってるんだからね〜
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