Another51 キングオブ馬鹿
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郎さんはインドア派だからな」
光子郎「ごめんね、テントモン」
大輔「にしても、光子郎さんはパソコンが好きですよね。パソコンさえあれば何でもスラスラ謎を解いちまうし、正にパソコンの天才だな」
光子郎「ほ、本当ですか……何だか嬉しいですね」
大輔「デジタルワールドでも光子郎さんのパソコンに助けられましたからね。もしかしたら俺の幼なじみと気が合うかもしれませんね」
光子郎「幼なじみですか?」
大輔「光子郎さんと同じくパソコン大好きな阿呆です凸です、眼鏡です。ドジで間抜けですぐパニック起こしたり人に散々迷惑かける大馬鹿野郎です…大体この前、コンビニで…ああ、あいつの親が営んでるんですよ。商品を間違えたりして、そんなんじゃ駄目だろ店番出来ないじゃん、それから…」
光子郎「そ、そうですか…」
愚痴を光子郎に言ってしまう形になってしまった大輔は、ヒカリと太一に話し掛けた。
大輔「よう、ヒカリちゃんとハツカネズミモン」
ヒカリ「おはよう大輔君。」
テイルモン[誰がハツカネズミモンよ!!私はテイルモンよテイルモン!!!]
大輔「はいはいすんませんね、ハツカネズミモン」
テイルモン[あんた死にたいの?]
大輔「おお、怖い怖い。身震いが止まりませんなあ」
自分を抱き締めてプルプルとわざとらしく震える大輔にテイルモンのこめかみに青筋がうかんだ。
太一は強引に話に割り込む。
太一「そういや、この前久々にサッカーやったらさ。ドリブルで簡単に抜けるのなんのって」
大輔「そりゃあデジタルワールドで鍛えられたせいでしょうね。砂漠とか雪原とか山とか歩いたせいでしょう」
太一「ああ、やっぱりデジタルワールドで鍛えられた分、運動能力が上がっているよ」
ブイモン[サッカーね。そう言えば始まりの町の幼年期達もサッカー上手かったな]
大輔「ああ、みんなダイヤの原石みたいな奴らだったぜ…」
そして大輔は最後にミミに話しかける。
ミミ「やっぱり家は最高ね、ご飯もあるし、お部屋は涼しいし。冷蔵庫を開けたらコーラもあるの」
パルモン[ミミったら家からあまり出ようとしないのよ]
大輔「そりゃあデジタルワールドで歩きっぱなしだったから気持ちは分かりますけどね」
ミミ「こうなったら、今年の夏休みは家から一歩も出ないわよ!!」
大輔「それ少し不健康すぎません?じゃあ海外旅行だったらどうです?」
ミミ「それだったら出かけてもいい!!例えばハワイとか!!」
大輔「ハワイですか…青い海、白い砂浜…いいですね…ココナッツジュースって美味いのかな?」
ミミ「さあ?でも大輔君、ナイスアイデア!!パパに頼んでみよ〜っと!!」
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