暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンラインーもしもあの時、サチが死ななかったらー
ALO T
Extra Edition
第50話
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
奪うまで??≪キランッ??≫』
『『『??』』』
NPCの目が赤く光った直後、NPCは姿を変えて、体長数mの巨大なタコに変身。同時にカーソルは赤に変わり、固有名はNerakkから〔Kraken(=クラーケン)〕に変わった。
クラーケンとは、伝説上の怪物であるタコの事。

クラーケン『礼を言うぞ、妖精共よ??
わしを拒む結界の張られた神殿から、良くぞ神子の卵を持ち出してくれたのぉ〜。だが、正体がばれた以上、お前等を生きて帰す訳には行かない??』
キリト『残念だが、それはお前の方だ??』
キリト達は早速武器を装備。〔クラーケン〕に備える。
クラーケン『愚かな、深海の藻屑にしてくれる??』

ーーーーーーーーーーー

≪ブンッ??≫
〔クラーケン〕はそう言って、自分の足をキリト達に振り下ろす。
≪ドカッ??≫
エギル『クゥッ??』
クライン『うおっ??』
クラインとエギルが迎撃するも、足が重過ぎて持ち堪えられない。
≪パァッ??≫
『『……。』』
そんな2人を、シリカとリーファは魔法で支援する。

キリト『この〜〜??』
サチ『喰らえ〜〜??』
≪シュババババッ??≫
キリトとサチは、ソードスキルを発動して斬り掛かる。
≪パコッ??≫
キリト『何??』
サチ『嘘??』
〔クラーケン〕の身体に与えた傷は跡形も無く修復されてしまった。
これにはキリトとサチも驚きを隠せない。

≪シュルルルル……≫
その隙にに〔クラーケン〕が足を伸ばしてキリトとサチに襲い掛かる。
リズベット『キリト??』
ストレア『危ない??』
≪ドカーンッ??≫
フィリア『きゃあ〜〜??』
突然に飛び出して来たリズベットとストレアのおかげで直撃は免れたものの、キリト,サチ,クライン,エギル,ストレア,リズベット、更に近くに居たフィリアが攻撃の余波で大ダメージを受け、彼等のHPはレッドゾーンまで削られてしまった。
キリト『クゥ……。』
キリトは何とか顔を上げたが、ダメージが大き過ぎたせいで起き上がる事が出来ない。
ユイ『パパ、あのモンスターはステータスが高過ぎます。
私達が敵う相手ではありません??』
キリト『そんな??』
ユイの言葉を聞いたキリトは絶望的な表情を浮かべた。
クラーケン『ふん、喰らえ??』

〔クラーケン〕が更なる攻撃を加えようとしたその時…、
≪ヒュン、ザクッ??≫
一同の目の前に、刃が3つに別れた巨大な槍が地面に突き刺さった。
クラーケン『??この槍は…まさか??』
クラーケンが上を見上げると…、
『……。』
そこには高さ数mの人の姿をしたNPCが居た。
キャラ名はリヴァイアサン。リヴァイアサンとは、神話に登場する怪物の一種の事。
とはいえ、こちらのリヴァイアサンは、怪物
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ