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Fate/Monster
バーサーカー差し替え編
フランドール・D・A・B・H・ヴィクトリアの場合
#01
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完了。体格と霊格の適合作業開始。

 ――――クラス別能力、全英霊の情報及び現代までの必要情報挿入付与開始。

 ――――別領域保存、クラス別能力、必要情報の挿入付与終了。スキル『聖人』――聖骸布の作製を選択。

 ――――対象の肉体を一時的に霊体化可能体への組み換え開始。

 ――――全工程完了(オールシステムクリア)
 


 ――――『裁定者(ルーラー)』のサーヴァント、ジャンヌ・ダルク。現界完了。





 画して聖女が送り込まれた。しかし、聖杯の内に在る彼は考える。『彼女だけで足りるだろうか?』と。
 そして少々思案した後、浮かんだ案を実行に移す。


 ―――聖杯に魔力は潤沢過ぎる程にある。一騎でダメなら、複数でだ。


 そう考えた聖杯の内に在る彼は、更にルーラーを追加召喚する事にした。




 ――――英霊検索(サーヴァント・サーチ)開始(スタート)

 ――――該当(ヒット)件数二。魔力による肉体の構築開始。

 ――――肉体構築完了。英霊の座に在る本体より人格(パーソナリティ)複製(コピー)を開始。

 ――――複製完了。複製した人格、クラス別能力、全英霊の情報及び現代までの必要情報の挿入開始。

 ――――複製した人格、クラス別能力、必要情報の挿入付与終了。スキル『聖人』――片方には体力自動回復及びカリスマをワンランクアップ、もう片方には魔力自動回復及び秘蹟の効果上昇を付与。

 ――――全行程終了。


 ――――『第二の裁定者(セカンド・ルーラー)』、ゲオルギウス。『第三の裁定者(サード・ルーラー)』聖マルタ。降臨完了。












――――――――――――――――――――――――












 斯くして、十八騎ものサーヴァントが召喚され、その全てが生前に近いステータスで世に降り立った。この時点で既に聖杯戦争的に問題しかないが、一番の問題が残っていた。














「右手親指にメラガイアー、右手人差し指にギラグレイド、右手中指にイオナズン、右手薬指にマヒャドデス、右手小指にバギムーチョ、左手親指にミナデイン、左手人差し指にドルマドン、左手中指にジバルンバ、左手薬指にミナダンテ、左手小指にザラキーマ。固定(スタグネット)
 ――――射出(フォイア)!」
「……きれい」
「おいィ!? 何超一級魔術を十個も発動してるんですかねぇ!?」
「あ、世界の境界に穴ぶち開けて根源の渦に通じちまった。引きずり込まれるぞー!(棒)」
「きゃー(棒)」
「フランは別としても桜ちゃん余裕綽々過ぎない!? って
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