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とある男女の貞操観念逆転
御坂美琴
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、彼らはLevel0。無能力者と言う。
「ヤベえ...逃げるぞっ!」
リーダーらしきドデカイ女が不良たちに命令する。
「おい...私から逃げれると思ってんの?」
ショートカットの女は右手に電気をかき集め...
不良達に向けて雷撃の矢を放った。
その矢は不良達の集団に飛び込み、何かしらの成果をあげるはずだった...のだが、なにかガラスの割れるような音が聞こえたと思うと、雷撃の矢は謎の[男]の前で何の成果もなく、消えていった。
「え、あっ、あれ?」
不良やショートカットの女がポカーンと口を開けている。
「おいおい。こんなところで喧嘩すんなよ。人の迷惑になるだろ!」
謎の男は右手を下ろすと
「ちょっとこの人頭おかしいんですよね...自分からよく言っておきますので見逃してやってください」
少し苦笑しながら不良達に言う。
不良達はなにも言わず走りその場を去っていった。
「ちょっと!いきなり割り込んで来てなんなの?私はあいつらがいちゃもんつけてきたからわからせてあげようと思っただけよ!なんで私が全部悪いみたいになってんのよ!」
「だからって、こんな人がたくさんいるところで能力を使ったら危ないだろ。大体あんなの当たったらちょっと焦げましたじゃすまねえぞ」
「バカね。ちゃんと手加減してるに決まってるでしょう。あんたが邪魔しなかったらあいつらを懲らしめることができたのに...大体なんで私の電撃を打ち消せるのよ!」
「まあちょっと特殊な能力があってな。っと、早くいかないと特売はじまっちまう!!」
と少年は言うとさっさと走って行った。
「ちょ、ちょっと待ちなさいよ!」
追いかけようとするがすでに距離はかなり空いていた。少年は止まる気配が無かった。
そこで...
「待てっていってんでしょうがぁぁぁ」
先程のように電気をを右手に集め、男に向けて放とうとしていた。
(私が男に受け流されるなんてとんだ屈辱だわっ。せめてあいつの名前だけでもっ)
距離が開いているので先程よりも長く電気を右手に溜める。
(これでっ...)
雷撃の矢を発射した。
バヂバヂバヂ
一直線にツンツン頭の少年に向かっていく。
少年が異変に気づき後ろを振り向いて右手を雷撃の矢に向ける。
先程と同じようにガラスの割れる音と共に消えていく。
驚いて足がもつれ、地面に倒れ、近くのレールに制服が引っ掛かり、そして...破けた。
追いかけてきたショートカットの少女は
「はぁ、はぁ、素直に待たないからそうなる......の...」
その光景をみたショートカットの少女は一気にゆでダコのように頬を赤らめた。
制服は少年の胸辺りの生地が破けており、盛りな15歳の御坂には刺激が強すぎた。
(うぁー、見、見ちゃったよ。見ちゃいました。見てしまいました。うへへ
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