12話
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
リアだけに特訓を受けようとしていたみたいだが目の前に居たのは、ISの「打鉄」(うちがね)を装着していた箒を見て間抜けな声を出していた。
「な、なんだその顔は・・・おかしいか?」
「いや、その、おかしいっていうかー」
「篠ノ之さん??ど、どうしてここにいますの??」
「どうしてもなにも、一夏に頼まれたからだ」
「そりゃあ、他でもない(一夏の)頼みだしねー(ニヤニヤ)」
「??と、とにかく一夏!刀を抜け!」
「お、おうっ」
「ではー参るっ!」
と、そこにつんざく声。
まあ、セシリアなんだけど。
そんなセシリアが箒と一夏の訓練を邪魔しようとして箒に攻撃していこうとしたので俺はあらかじめ展開していた刀(草薙の剣)でセシリアの銃を弾きそっと、
「箒の練習早く終わらせてセシリアに長めに練習させるから、な?」
と耳打ちしたら、セシリアは
「そ、それなら仕方ありませんわね」
と、言っていたのでついでにその間一夏を応援させといた。
「では、今日はこのあたりで終わることにしましょう」
「お、おう」
一夏はぜえぜえと息を切らしているのに対し、セシリアはけろっとしている。さすが代表候補生。
ちなみに俺はただの審判役。ブリンクとクロックを使ってどちらとも怪我をしない寸前で止める役をしていた。
それに能力を毎日使わないと急に使っていきなり気を失うこともありそうだったので今回の特訓を俺の練習台にさせてもらった。
すまん一夏。
ピットに戻るやいなや、箒が一夏に対して、
「無駄な動きが多すぎる。もっと自然体で制御できるようになれ」
と、きついお言葉を一夏に言っていた。
その他に一夏が部屋のシャワーの順番についていた箒と話していたが、外にいた鈴がシュッとドアを通り一夏にタオルとスポーツドリンクを渡していた。
俺はあらかじめ持参してきているので別に鈴が一夏にひいき?したことに関しては気にしてないのでズッズッと飲んでいた。うまい。
「泰人運動後に冷たいドリンクは飲まない方がいいぞ。体に悪い」
「ん?ああ、気にすんな。俺は別にあんだけじゃ運動したことに入んねえしよ」
「嘘だろ・・審判役とはいえあの中に入って止めさすって結構動くんじゃないか?」
実際声で止めずに能力を鍛えたいがために組み手をしている
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ