暁 〜小説投稿サイト〜
千剣士と竜使い
第一話、始まりの町
[3/3]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
れていた少女だと思い、背後を振り返る

「大丈夫だった?」

「は、はい、ありがとうございます。助けていただいて」

女の子がお礼を言ってきた

女の子は茶髪のストレートヘアーで身長がリュウより頭一個分低いぐらいで、かわらしい顏をしている

まぁ、アバターの顔を自分で作れるから大抵現実とのギャップがあるが……

ネカマの可能性もあるし……

「いいよ。気にしなくて。困ってるときはお互い様だよ」

片手をあげて応答するリュウ……

「さっきのは≪ブロック≫っていってね、≪犯罪防止コード≫を利用したものなんだ。ああやって金やアイテムをたかったり、ナンパする奴もいるから気を付けてね」

「へぇ〜、そうなんですか。ありがとうございます」

女の子は笑顔を浮かべながらまたお礼を言ってきた

「(礼儀正しい子だな……)」

中の人がかなり気になる……

リュウはそう思った

「あの〜、もしかしてβテスト経験者の人ですか?」

「?そうだけど」

「やっぱり!!詳しかったからそうかなって思ったんです」

「(結構勘が鋭いな)」

女の子の言葉に内心感心するリュウ

「もしよければ、少し戦い方について教えてもらってもいいいですか?私、VRMMORPGはこれが初めてで……」

そう言う女の子

「いいよ。僕でよければ喜んで」

リュウは其を了承した

「ありがとうございます。あ、あたし、シリカっていいます」

「リュウです。よろしくねシリカさん」

そうして、シリカと握手をするリュウ……

此が二人の出逢いだった……
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ