暁 〜小説投稿サイト〜
どうやら俺は主人公を殺したらしい
四話、僕のもう一つの聖剣。
[5/5]

[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話
子は、聖なる光へと生まれ変わる。
 ギリギリまでアスカロンに溜めた因子を、すぐに途切らせ、そして僕は―――振り下ろした。


 結局は、あっさりと死んだあのはぐれだけど。
 僕がアスカロンを振り下ろした周りは、傷一つあらず、木々へにも何一つ影響を及ぼしていない。
 それはそうだ。
 僕はただ聖剣の力を当てただけで、衝撃こそは当ててないのだから。
 まあ、僕はまだ14だし、悪魔払いに慣れていたとしても、ショッキングなものは避けたいのだ。
 それに森は森だ。生き物だっているし。
 あのラノベの中で、兵藤一誠が大きな山に……ど、ドラゴンショット?……だっけ。それを山にぶつけた時は普通に軽蔑したし、させたリアス・グレモリーも同じく。あれ絶対なんか死んでるだろ。やるなら冥界でやれよって話である。まあ、人間の価値観と悪魔だけではなく、人外共たちとは価値観が違い過ぎる。
 ただ、その山をグレモリー家が買収していたなら何も言わないけど。どーせ、魔力とか洗脳だろう。

 ―――なんて。
 僕はそんな愚痴だけを残し、聖剣アスカロンを鞘に納めるのであった。
[8]前話 [9] 最初 [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ