四話、僕のもう一つの聖剣。
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子は、聖なる光へと生まれ変わる。
ギリギリまでアスカロンに溜めた因子を、すぐに途切らせ、そして僕は―――振り下ろした。
結局は、あっさりと死んだあのはぐれだけど。
僕がアスカロンを振り下ろした周りは、傷一つあらず、木々へにも何一つ影響を及ぼしていない。
それはそうだ。
僕はただ聖剣の力を当てただけで、衝撃こそは当ててないのだから。
まあ、僕はまだ14だし、悪魔払いに慣れていたとしても、ショッキングなものは避けたいのだ。
それに森は森だ。生き物だっているし。
あのラノベの中で、兵藤一誠が大きな山に……ど、ドラゴンショット?……だっけ。それを山にぶつけた時は普通に軽蔑したし、させたリアス・グレモリーも同じく。あれ絶対なんか死んでるだろ。やるなら冥界でやれよって話である。まあ、人間の価値観と悪魔だけではなく、人外共たちとは価値観が違い過ぎる。
ただ、その山をグレモリー家が買収していたなら何も言わないけど。どーせ、魔力とか洗脳だろう。
―――なんて。
僕はそんな愚痴だけを残し、聖剣アスカロンを鞘に納めるのであった。
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