Life14 新たなる贋作者
[5/8]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
なく受ける羽目になった。
−Interlude−
時間を少し遡る。
此処は旧首都ルシファードの北の門前。
そこにはサーゼクス・ルシファーを始めとするセカンドにベオに炎駒がいた。
彼らの目の前には駿足のアキレウスが後にするところだった。
「いやーすまないね。君のおかげで助かったよ。レウス」
「別に構いやしませんよ。俺は士郎の奴い頼まれて来ただけでね」
最初祐斗と炎駒を連れてきた時は、非常時だったので警戒されたが、炎駒が事情説明をして警戒を解除されて祐斗は治療のためにメディカルセンターに運ばれて行った。
因みに祐斗からも事情を聴くために、沖田総司が同伴している。
そして本人からも聞くためにレウスと直面しているのがサーゼクスと言うわけだ。
魔王が直々に。人払いしてまで。
この事がグレイフィアにばれたらと内心では恐々しているのは、サーゼクスに同伴している眷属たちだった。
因みに軽口を叩き合っているのは、本人同士が敬語は要らないと提案しあったためである。
「それでも報酬を貰えるって言うなら、今回の俺とあっちに居る俺と同様に士郎に頼まれた奴の不正の入界を何とかして欲しいって位だな」
士郎は今回、独断でフィリップ作の特殊転移魔法陣により、援軍――――と言うより保険のために何の理も無く2人に来てもらっていたのだった。
もしこれで何かあれば士郎に全責任が課せられてしまうのだった。
しかしサーゼクスは、これをあっさり許す。
「今回は緊急時だったからね。何とか出来るだろうし、その様に手配しておくよ。それにしても、君と士郎は如何いった関係何だい?」
「ん?それは――――てっ、タンマ」
「うん?」
サーゼクスの疑問に虚実を織り交ぜて応えようとしたレウスだったが、士郎から念話が届く。
この念話は、叛逆の騎士モードレッドに一方的に伝えてから送ってきているモノだ。
「――――――は?おい、ちょ・・・・・・こら!あっ!?切りやがった!」
「如何したんだい?今の感じは誰かからの念話だと思ったけど?」
如何やら士郎は、レウスにも一方的に言いたい事を告げて念話を切った様だ。
それに対してレウスは露骨に憤る。
「――――ああ、士郎の奴からだよ。暫くの間此処で護衛してくれって頼んで、一方的に切りやがった!アレが物を人に頼む態度かってんだっ!」
『護衛?』
レウスの護衛と言う言葉に反応するサーゼクスの眷属らは、疑問を呈する。
その疑問に答えるレウスだが、1人サーゼクスは別の疑問が胸中を満たしていた。
(如何いう事だ?確か士郎の念話に関する魔法の才能は残念だったはずなのに・・・」
「旦那、
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ