『Snipe』
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夜星の小さな煌めきは朝の白んだ蒼空に掻き消される。
それでも其処に在る。
決して無くなりはしない。
其の絶対的な存在に僕は救われた日が沢山在る。
たとえ何処を彷徨い漂っていても、必ず僕を見てくれている。
たとえ何処に堕ちていこうとも、必ず僕に降り注ぐ煌めきが在る。
悲しいのはニュースの世界だけじゃない。
悲しい出来事はもう現実に此処に在る。
初めて貴男と会った日から僕の真っ暗な現実は始まった。
其れ以前に、初めて貴女に産み落とされた日から不幸は始まってた。
残酷な現実。
必然的に真っ暗な人生を強いられた。
毒を盛っても、突き刺しても、貴男は死に逝かない。
いつか弾丸で脳味噌ぶち抜く。
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