第16話
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に後ろに下がって避けた。
「ナイスキリカ!スゥ、行くよ!!」
「はいですぅ!!」
「キャラなり!アミュレットクローバー!!」
「それが3つ目のソウルジェムの力ね!」
あやせは再びあたしに突撃して来る。
「スィートアップリケ!!」
それに対し、あたしは技を発動させて、あやせの剣を綺麗な色のリボンや布で飾り付けした。
「何これ!?」
「からの、ハニーバブルス!!」
さらに、手に持った泡立て器の形をクローバーに変化させて、そこから無数のシャボン玉を飛ばした。シャボン玉に当たったあやせは動きを封じられる。
「くっ、こんなもの!」
あやせはシャボン玉をあっさり割った。でも、慌てる必要は無い。ランが逃げる時間さえ稼げれば・・・
「私をコケにして・・・これは、本気で相手しないといけないわね!!」
すると、あやせはルカの方のソウルジェムも取り出した。そして、ルカの衣装は右側が赤、左側が白へと変化する。
「って!それどこの2人で1人の仮面ライダー!?」
「そう!私達は2人で1人の魔法少女!!」
あたしのツッコミにそう答えると、あやせは右側から冷気、左側から炎を出して混ぜ合わせる。
「ピッチ・ジェネラーティー!!」
そして、冷気と熱気の混ざったそれをあたし達に向かって撃ち出して来た。あたし達は二手に分かれて避けるけど、着弾点で大爆発が起きて吹き飛ばされる。
「な、何。今の・・・」
「何だと思う?」
そう言うとあやせはジリジリとあたしに近付いて来た。
「さて、どんな手品を使ったのかは知りませんが、あやせのコレクションを返して貰いますよ、」
口調からして、今度はルカが言った。そして、落ちているケースに手を伸ばす。でも、まだそれにはランがしがみついていた。
「ラン!!」
あたしが叫ぶと、ランはケースを持って飛ぶ。
「またしても!!」
ルカはケースを追いかける。でも、その時・・・
「そこまでよ。」
念話で呼んでおいたマミさん達が到着した。
「多勢に無勢…それに、これ以上派手に暴れれば人に気付かれるわね。」
ルカとあやせはそう言うと、この場から逃げ出した。
「待て!!」
それを見たさやかが追いかけようとする。でも、マミさんが止めた。
「美樹さんは2人の治療をして、後から追って来て。彼女は私と鹿目さんで追うわ。」
そして、まどかを連れてあやせとルカを追って行った。
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双樹あやせと双樹ルカは逃げながら後方を確認していた。彼女達は必殺技の“ピッチ・ジェネラーティー”を連発しても
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