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魔法少女リリカルなのは Searching Unknown
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」
「油断はできないけどね」
しばらくすると警官隊が現れた。物々しい武装をしているところ既に情報は把握済みのようだ。現場主任と思しき壮年の男性が数名の警官を直人たちの元へと残すと、すぐさま公園内を捜索に入る。
「来るのが遅れて申し訳ありません。大丈夫でしたか?」
「幸い怪我はありません。荷物も全て無事です」
「よかった、後は我々にお任せ下さい」
「お願いします」
警官はしきりにインカムと情報を確認しあいつつ警戒態勢を外さない。付かず離れずの距離で足を止めないまま周囲に目を配る。
「しかし、流石にこうなったら奴も終わりじゃろ」
「ただ、こういうことをしてくるのは組織の末端よね。芋づる式に情報が上がればいいのだけど」
「せやなぁ……でもそれは望み薄やろなぁ」
「わかってるわよ。しかし、帰り間際に面倒事に巻き込まれたわね」
「ま、これに懲りずにまた遊んだらええやんか」
「また遊んでくれるの?夜も期待していい?」
「お互い連休取れへん体で何言うとんねん」
「ふふっ……」
しばらくして、無事犯人は逮捕された。二人はそのまま局員寮に帰り、翌日から始まる勤務に備えて床についた。
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