虎と龍の舞う終端
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みしめて涙を堪え幾分……
……精一杯の大声と、弾けるような笑顔を向けた。
「意地も張り通せないとは……呆れてモノも言えないのですよっ」
「ははっ、俺達ぁまだ陳宮様と悪い事したいんでね」
煽るだけ煽って逃げ出したなんて、餓鬼の悪戯のようだなと少女は思った。
悪龍と呼ぶには大層だが、自分達にはこれくらいが相応しいのかもしれない。
少女の心はまだ折れず、飛龍の羽はまだ衰えず、ただ今だけは……少しばかりの休息を。
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